俳優の伊藤祐輝さんが、特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの新作「ウルトラマンブレーザー」に出演することが分かった。伊藤さんは、優れた情報収集、分析能力で特殊怪獣対応分遣隊「SKaRD(スカード)」の作戦を立案するナグラ テルアキ副隊長を演じる。
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ナグラ テルアキは、あらゆる情報を集め、自らの怪獣生物学の見識を取り入れながら状況を精査し、SKaRDの作戦を立案する副隊長兼作戦参謀。元地球防衛隊の一般部隊火力誘導員で、宇宙甲殻怪獣バザンガ掃討作戦にも参加し、その際の冷静な戦況分析と自身の判断への信念の強さ、豊富な怪獣の知識、極めて明晰(めいせき)な頭脳を買われ、SKaRDに配属される。「地球怪獣との調和をもって人類を守りたい」という強い意志を持ち、規律も重んじる堅苦しい性格だが、天然なところもある。
伊藤さんは「子供の頃から、勇気と優しさを与えてくれていたウルトラマン作品。その世界に飛び込めることが本当にうれしく、また身の引き締まる思いです。副隊長・ナグラ テルアキは、縁の下の力持ちとしてSKaRD を支えると共に『攻撃しなければ害のない怪獣は排除すべきではない』という考えの持ち主です。初めて彼のプロフィルを読んだ時、自分に近いものを強く感じ『出会えた!』と感動したことを覚えています。キャスト・スタッフの皆さんと共に作り上げている一つ一つのシーンが、作品となって、皆さまにお届けできることを今から楽しみにしております。どうぞ、ご期待ください」と話している。
「ウルトラマンブレーザー」は、「ウルトラマン」シリーズ史上初めて、防衛チームの隊長が主人公となる。地球からはるか遠くの天体・M421からやってきた新ヒーロー・ウルトラマンブレーザーと一体化したSKaRDの隊長・ヒルマ ゲントが、隊員たちと共に怪獣と戦う姿が描かれる。特撮ドラマ「仮面ライダードライブ」のハート役などで知られる俳優の蕨野(わらびの)友也さんが妻子を持つ30歳の主人公・ヒルマ ゲント、搗宮姫奈さんがヒロインのアオベ エミ隊員をそれぞれ演じる。
「ウルトラマンZ」などの田口清隆さんがメイン監督を務め、「ウルトラマントリガー」などの小柳啓伍さんがメイン脚本、田口監督と小柳さんがシリーズ構成を担当する。テレビ東京系で7月8日から毎週土曜午前9時に放送される。
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