俳優の奈緒さん主演の連続ドラマ「あなたがしてくれなくても」(フジテレビ系、木曜午後10時)の第6話が5月18日に放送された。終盤で、吉野みち(奈緒さん)と新名誠(岩田剛典さん)のすれ違いが描かれ、SNSでは「タイミングが悪すぎるな」「こんなきれいなすれ違いある?」と注目された。
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ドラマは、マンガ誌「漫画アクション」(双葉社)で連載中のハルノ晴さんの同名マンガが原作で、夫婦のセックスレスがテーマ。三竿玲子さんのプロデュース、演出は西谷弘さんと、話題を呼んだドラマ「昼顔」(フジテレビ系)のスタッフが9年ぶりに再集結した。
第6話では、新名に別れを告げ、陽一(永山瑛太さん)と向き合うことを決めたみちが、1泊2日の夫婦旅行を計画する。しかし旅行当日、陽一が「一度だけ、みちのこと裏切った」と自身の不貞行為を告白。みちは呆然(ぼうぜん)とした後、泣きながら家を飛び出した。
一方、旅行の前夜、新名はみちに「明日お時間いただけませんか? 10時にいつもの場所で待ってます」「これで最後にします」とメッセージを送っていた。新名は、約束の時間に待ち合わせ場所へ向かおうとするが、出かけようとする新名の背中を楓(田中みな実さん)が抱きしめる。楓は「誠も仕事もどっちも大事なんだ。だからどっちも頑張る。あたし、いつでも大丈夫だから」と新名を受け入れる心構えがあることを伝えた。
家を飛び出したみちは、「ずるいのは分かってる。でも、たまらなくあなたに会いたい」と新名との約束の場所へ向かって駆け出す。しかし、そこに新名の姿はなかった。
自宅を出た新名は、花屋へと向かっていた。新名はみちを思い、「これ以上、邪魔をしてはいけない。彼女はきっと、幸せに向かって歩き出しているはずだから」と花束を手に楓が待つ自宅へと戻っていった。
みちがスマホに目をやると、新名からメッセージが届いていた。「困らせてごめんなさい。本当に同僚に戻ろう」。絶望したみちの表情をアップで捉え、同回は幕を閉じた。
SNSでは「待って新名さんは戻んのかよ、タイミング鬼か」「楓を愛してるから戻ったんじゃなくて、みちを思ってるからみちの幸せのために戻るっていうのがもうね……」「人生はタイミング」「みちと新名さん、結ばれてほしい」「切なすぎるって」「みちがどうしようもなく会いたい時には新名さんは身を引いて楓さんのもとに戻ってるすれ違い、ちょっと鳥肌立ったぞ」といった声が寄せられた。
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