ダイヤモンドの功罪:“心えぐる”野球青春劇 天才の苦悩 仲間との不協和音 コミックス1巻発売

「ダイヤモンドの功罪」のコミックス第1巻のカバー(C)平井大橋/集英社
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「ダイヤモンドの功罪」のコミックス第1巻のカバー(C)平井大橋/集英社

 「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の平井大橋さんの野球マンガ「ダイヤモンドの功罪」のコミックス第1巻が6月19日に発売された。同作は、運動の才能に恵まれた主人公の少年の天才ゆえの苦悩、孤独を描き、「心をえぐる」野球青春劇として話題になっている。

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 作者の平井さんは、「週刊ヤングジャンプ」の創刊40周年を記念して2019年1月に創設されたマンガ賞「賞金総額最大1億円40漫画賞」野球部門において「ゴーストバッター」「ゴーストライト」の2作品で佳作を受賞した新鋭で、「ダイヤモンドの功罪」で連載デビューした。

 同作の主人公の少年・綾瀬川次郎は、恵まれた才能ゆえに「自分のせいで負ける人がいる」「自分のせいで夢をあきらめる人がいる」と、どんなスポーツを始めても傷つき、孤独を抱えていたが、“楽しい”がモットーの弱小少年野球チーム「バンビーズ」と出会う。みんなと楽しく野球ライフを謳歌(おうか)する綾瀬川だったが、徐々に仲間との不協和音が生じる……というストーリー。

 コミックス第1巻は、描き下ろしマンガ、イラストを掲載。第2巻が7月19日に発売される。

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