7月17日に始まる俳優の成田凌さん主演の連続ドラマ「転職の魔王様」（カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時）。額賀澪さんの同名小説（PHP研究所）が原作の“転職”爽快エンターテインメントだ。毒舌な敏腕キャリアアドバイザーが、求職者の仕事や生き方への悩みを辛辣（しんらつ）な言葉で一刀両断しながらも、働く自信と希望を取り戻させる姿を描く。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　ここでは、藤原大祐さん演じる犬飼翔を紹介する。

　◇“愛され天然キャラ”のアルバイト大学生

　犬飼は、転職エージェント会社「シェパードキャリア」でアルバイトをしている大学生。SNSに長けている。ノリも要領もよく、明るい“愛され天然キャラ”で、会社のみんなにいじられている。来栖嵐（成田さん）を恐れており、呼ばれるとビビってしまう一面もある。

　◇初回ストーリー

　第1話は……新卒で入社した大手広告代理店をパワハラが原因で辞めた未谷千晴（小芝風花さん）は、ある晩、中年の男が杖をついた来栖を襲撃する現場に出くわす。来栖が男を取り押さえたことで事なきを得るが、来栖はなぜか一部始終を目撃していた千晴のことを知っていた。翌日、千晴が叔母の落合洋子（石田ゆり子さん）が社長を務める転職エージェント「シェパードキャリア」を訪ねると、そこに現れたのは来栖。千晴は来栖と面談するが、来栖は心をえぐるような言葉を次々に投げつけてきて、冷淡な口調で千晴を突き放し……。