俳優の趣里さん主演で、10月2日にスタートする2023年度後期のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「ブギウギ」のメインビジュアルが公開された。テーマは「音が聞こえてくる」で、戦後の日本と人々を明るく照らすヒロイン・鈴子（趣里さん）が、象徴的に長屋前で踊り、歌っている姿が写し出されている。

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　「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」や「買物ブギー」などの名曲を歌った戦後の大スター・笠置シヅ子さん（1914～85年）が主人公のモデルとなる。激動の時代、ひたむきに歌と踊りに向き合い続けた歌手の波瀾（はらん）万丈の物語だ。原作はなく、登場人物名や団体名などは一部改称し、フィクションとして描く。

　劇中では多数の舞台シーンが登場。歌劇音楽を甲斐正人さん、舞台演出を荻田浩一が手掛けることも発表された。制作統括の福岡利武さんは「『ブギウギ』の世界の歌劇を作っていただきました。実際の歌劇の世界の第一線で活躍するお二人の力で時代を感じながらも新しく魅力的な舞台になっています。ご期待ください」とコメントしている。