のんさんが主演を務めた、2013年度前期のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「あまちゃん」の第17週「おら、悲しみがとまらねぇ」（第97～102回）が、NHK・BSプレミアムで7月24～29日に再放送された。同週の放送をSNSで盛り上がったコメントなどで振り返る。

あなたにオススメ

朝ドラ「ばけばけ」徹底特集！　高石あかりがヒロインに

　◇第97回　アキ、パパ正宗とママ春子のなれそめを聞く

　第97回は、東京に戻ったアキ（のんさん）が、父・正宗（尾美としのりさん）から母・春子（小泉今日子さん）が東京で鈴鹿ひろ美（薬師丸ひろ子さん）の“影武者”していたころから結婚に至った経緯を聞いた。

　若き日の正宗（森岡龍さん）は北三陸に帰ろうとする春子（有村架純さん）に「東京にはあなたの歌を必要としている人がいっぱいいるんです」と世田谷に戻るよう促した。正宗は「それから（春子がバイトする）喫茶店の常連になって。春子さんは歌手にはなれなかったけど、僕のお嫁さんになったんだ」と語った。それを聞いてアキは「かっけー。パパかっけーじゃん。マジ、リスペクトだよ」と目を輝かせた。

　SNSでは、「パパとママのかっけーエピソードに泣いちゃった」「正宗さんかっけ～マジかっけ～泣けた～」「いつもの父からは想像できないあまりのかっこよさに衝撃を受ける天野」「アキちゃんのパパとママのエピにウルウル」と盛り上がった。

　◇第98回　アキ、種市先輩にも「ダサいくらい我慢しろ」と名言再び

　第98回は、東京に戻ったアキに、種市先輩（福士蒼汰さん）がユイ（橋本愛さん）の近況を聞く。アキは「元気だった。スナック手伝ってた」と伝え、携帯の画面でツーショット写真を見せると、種市は「ダセえ！」と思わず叫ぶ。

　するとアキは「ダサいくらい我慢しろ。ようやく立ち直ったんだぞ」と口にし、種市は「そうか、そうだよなあ」とショックを受けつつ、納得しようとしていた。

　「ダサいくらい我慢しろ」は第91回でアキがユイと言い合いになった際に発した名言と同様のフレーズで、SNSでは「つくづく名言だな」「アキのせりふ、しみる」「セルフカバーである」「折れないアキちゃんの強さこの言葉に凝縮している」といったコメントが続々と上がった。

　◇第99回　鈴鹿ひろ美と太巻はかつて付き合っていた！　

　第99回は、アキが鈴鹿ひろ美から“太巻”こと荒巻太一（古田新太さん）とかつて交際していたことを告白された。ひろ美は「太巻さんが恋愛御法度にこだわる理由、教えてあげようか」と切り出し、「私のせいなのよね」と、「私たち、昔付き合ってたの」と衝撃の告白をした。

　SNSでは「鈴鹿さんと太巻社長は昔付き合っていた！　その衝撃の事実に耳をふさぎ拒絶するかのようなアキちゃん」「鈴鹿ひろ美と太巻付き合ってたの！？　それで（春子が）デビューできなくなったのは本当なのか……」「若春子の気持ちを思うと切ない」といったコメントが続々と上がった。

　◇第100回　ヒロシも名言「場所じゃなくて人なんだよ、結局」

　第100回は、ユイの兄のヒロシ（小池徹平さん）が岩手物産展のため上京。ヒロシは「アキちゃんがいる場所は、他の場所より、ちょっとだけ温度が高くて、明るいんだよ。アキちゃんのおかげだよ」といい、「場所じゃなくて人なんだよ、結局」と以前、春子（小泉今日子さん）から言われた言葉をアキに伝え、アキは「いいこと言うな～」とヒロシを見直していた。

　SNSでは「『場所じゃなくて人なんだよ、結局』。元は春子さんの言葉だけど、ヒロシが言うと響くなあ」「ヒロシ、マジでいいこと言うよな」「アキの存在でヒロシも変わったんだ」「ヒロシ成長したな～」と視聴者からもヒロシを見直したというコメントがあった。

　◇第101回　クビを宣告されたアキ　夢に若き日の春子と鈴鹿ひろ美演じる静御前が！

　第101回は、元「アメ横女学園芸能コース（アメ女）」のセンターから奈落に落ちた有馬めぐ（足立梨花さん）のスキャンダル記事が出て、GMTのデビュー曲のレコーディングが中止になり、アキが太巻に抗議。

　すると、太巻は鈴鹿ひろ美の“影武者”として春子が「潮騒のメモリー」を歌っていたことをアキと水口（松田龍平さん）に明かし、アキに対して、「天野春子の娘だって分かったときにクビにすべきだった」「うちじゃなくて別の事務所でもできるよね。うちは無理だよ。うちにいる限り俺が潰すから」とクビを宣告する。その夜、アキの夢の中に若き日の春子と鈴鹿ひろ美が演じる静御前が現れた。

　夢の中だが3人の共演シーンに、SNSでは「まさに夢の組み合わせ」「夢とはいえ超神回！！」「カオス！」「超貴重」「斬新だった」「夢の競演回」「撮影現場はさぞ華やかだっただろうな」と話題になった。

　◇第102回　“春子”小泉今日子と“鈴鹿ひろ美”薬師丸ひろ子が初対面！

　第102回は、クビを言い渡され、アイドルをやめて北三陸に帰りたいと春子に電話してきたアキ。春子は「まだダメよ。頑張りなさい」「ここで帰ってきたら後悔する」と伝え、自身が若き日に夏（宮本信子さん）に電話したことを思い出していた。

　アキを心配した春子は上京し、鈴鹿ひろ美と無頼鮨で初対面した。

　SNSでは「小泉さんと薬師丸さんが共演とは今見てもミラクル」「キョンキョンvs薬師丸さんという80年代アイドルどストライク世代にはたまらん2ショット」「小泉さんと薬師丸さんがついに同じ画面に」と盛り上がった。