陣内孝則:「どっちが欠けても成立しない夫婦だった」内田裕也さん、樹木希林さんとの思い出語る 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演した陣内孝則さん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した陣内孝則さん=テレビ朝日提供

 俳優の陣内孝則さんが、8月4日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。2019年に亡くなった内田裕也さん、内田さんの妻で2018年に他界した樹木希林さんとの交流について語った。

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 陣内さんと樹木さんは、ドラマで共演したのをきっかけに親交を深めた。内田さんは、陣内さんが売れていない頃から、自身がプロデュースするイベントに陣内さんを呼んでくれていたという。

 ある時、陣内さんが樹木さんに「裕也さんが旦那さんって大変じゃないですか?」と尋ねたことがあった。樹木さんは「そりゃあ大変よ。すごく大変なんだけど飽きないのよ」と答えたという。黒柳さんが「そうね、あの2人はそんなような気がする」と笑うと、陣内さんは「裕也さんは希林さんの手のひらで踊らされている気がします。どっちが欠けても成立しない夫婦だったと思います」と語った。

 内田さんは亡くなる3カ月半前に年越しライブを開催。そのラストステージで内田さんと共演した陣内さんは「僕が言っちゃいけないんだけど、歌うまい人じゃないんだけど『朝日のあたる家』は本当にしみる歌声で、とてもステキだったことを覚えています」と回顧。

 歌唱後、車いすで楽屋に戻ってきた内田さんは「陣内、ありがとうな」と握手を求めてきたという。陣内さんは「40年ぐらい付き合いがあって初めてだったんですけど、あれが裕也さんにとっての最後の言葉だったんだなって」としみじみ語っていた。

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