俳優の杏さん、歌舞伎俳優の片岡愛之助さんが、GACKTさんと二階堂ふみさんがダブル主演する映画「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」(武内英樹監督、11月23日公開)に出演することが8月8日、分かった。男性役に初挑戦する杏さんは、滋賀県人を導く美しい貴公子・桔梗魁(ききょう・かい)、愛之助さんは冷酷無慈悲な大阪府知事の嘉祥寺晃(かしょうじ・あきら)を演じる。併せて、キャラクター映像とポスターが公開された。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
映画は、「パタリロ!」で知られる魔夜峰央さんが1982年に発表し、2015年に宝島社の「このマンガがすごい! comics 翔んで埼玉」として復刻された同名マンガが原作。今作では、平穏な日常を手に入れた埼玉解放戦線が、さらなる自由と平和を求める中、東西を巻き込んだ壮絶な“ディスバトル”が繰り広げられる。
杏さんが演じる桔梗魁は、関西圏でも存在する「通行手形制度」の撤廃を目指す滋賀解放戦線のリーダー。美しい容姿や立ち振る舞いから“滋賀のオスカル”と呼ばれている。
愛之助さんが演じる嘉祥寺晃は、通行手形制度と謎の施設“甲子園”を用いて、関西圏を牛耳っている。日本全土の大阪化を狙い、大阪、京都、神戸以外の関西圏の県人たちをぞんざいに扱う。
杏さんは「私は東京出身ではありますが、心は琵琶湖にささげるつもりで演じました」と言い「初めての男性役。耽美(たんび)な雰囲気や麗(GACKTさん)とのあやしげな距離感などは、演じていてとても楽しかったです」と語る。
続けて「大阪の街並みのセットやGACKTさんと愛之助さんが並んだところは画力が強すぎて、一気に作品の中に引き込まれていきました。こんなに豪華なのに、起きていることはかなりバカバカしい。現場では何度も『これは何なんだ!』『どうかしている(褒め言葉)』と繰り返しながら撮影していました」と振り返った。
愛之助さんは「生粋の大阪人なので、大阪府知事の役をいただいて大変恐縮でございます。衣装に袖を通し、テストをしてみるとなかなかに濃いキャラクターが出来上がったような気がしております。滋賀・和歌山・奈良の皆さまを盛大にディスらせていただきました。役者人生の中で3本の指に入る名作になったと思います」とコメントした。
ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(12月6日公開、デイブ・デリック・ジュニア監督ほか)のモアナを取り巻く個性豊かな新キャラクターの日本版声優が1…
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」に登場する機関車の玩具「超合金 THE TRAIN(仮)」が、11月15~17日に東京・秋葉原で開催されるイベント「TAMASH…
今年8月に最終回を迎えた特撮ドラマ「仮面ライダーガッチャード」の続編となる、Vシネクスト「仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS」に、仮面ライダーヴァルバラド/黒鋼スパ…
11月11日に発表された8~11日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、諫山創さんの人気マンガが原作のテレビアニメ「進撃の巨人」の最終章となる「The Final …