良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
松本潤さん主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)。8月27日に放送された第33回「裏切り者」では、真田昌幸(佐藤浩市さん)と長男の信幸(吉村界人さん)、次男の信繁(日向亘さん)の真田親子が初登場した。
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第33回では、家康(松本さん)は、小牧長久手で秀吉(ムロツヨシさん)に大勝。しかし秀吉は、織田信雄(浜野謙太さん)を抱き込んで和議を迫り、さらに人質を求めてくる。その上、秀吉が関白に叙せられたという知らせが浜松に届き、家康は名代として数正(松重豊さん)を大坂城へ送る。
そこで数正は、改めて秀吉の恐ろしさを痛感。徳川を苦しめる真田昌幸の裏にも、秀吉の影を感じ……。
その年の夏、真田が徳川より離反。上田合戦が勃発する。信濃・上田城で、昌幸は信幸と碁を打ちながら「秀吉、家康、北条、上杉、もめればもめるほど、甘い木の実が落ちてくる。乱世を泳ぐは、愉快なものよ」とつぶやく。するとナレーションで「武田信玄、勝頼に仕え、武田滅亡後も絶えず謀略を巡らせしながら、その孤塁を守り続けてきたのが、真田昌幸と、その二人の息子」と説明が入る。
そこへ、信繁が「父上。徳川勢、攻めかかって参りました。間もなく大手門」と報告しに現れ、昌幸は「城内に引きずり込み、封じ込めよ。皆殺しにせい」と命令する。今度もナレーションで「信玄の権謀術数を最も受け継いだのは、この真田親子かもしれませぬ」と語られ……と展開した。
SNSでは「真田きたー!」「昌幸キター!」「めちゃくちゃ好戦的な真田兄弟」「真田一族いい感じ!」などと視聴者は反応。結局、第一次上田合戦の描写は親子のやりとりのみ。次の場面では敗走後の鳥居元忠(音尾琢真さん)の姿が映し出され、「第一次上田合戦、秒で敗北。。」「第一次上田合戦が一瞬で終わった。家康本隊が出陣していないとはいえ」といった声が上がるなど、真田が“強さ”を見せつけた。
「どうする家康」は一人の弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。新たな視点で、誰もが知る歴史上の人物・徳川家康の生涯を描く、スピード感あふれる波瀾(はらん)万丈のエンターテインメント作となる。
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