神木隆之介:「ズギャン!」は“きゅんです”のご先祖様? 誕生の裏側を明かす

NHK連続テレビ小説「らんまん」で神木隆之介さんが演じる万太郎(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「らんまん」で神木隆之介さんが演じる万太郎(C)NHK

 俳優の神木隆之介さんが、9月22日午前8時15分から放送されたNHKの朝の情報番組「あさイチ」(総合)に出演。連続テレビ小説「らんまん」で生まれたせりふ「ズギャン!」の裏話を明かした。

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 「ズギャン!」は、神木さん演じる万太郎が、ヒロインの寿恵子(浜辺美波さん)と東京で再会したときに飛び出したせりふで、「神木くんの真骨頂」「完全にアドリブだろw」と話題になっていた。

 神木さんは「台本にズギャンと書いてあった」と明かし「万太郎『(ズギャン)』と書かれていて。要は(せりふではなく)気持ちなんですよね。胸を打ち抜かれた表現で、長田(育恵)さんが書いてくれて。これ、言っちゃおうかなと思って。僕が普通のリアクションをしたら、ズギャンが世に出ない。こんな可愛らしい表現を世に出したかった」と語った。

 神木さんはもう一つ、理由があったといい「明治時代にこういう表現はなかったかもしれない。資料では残っていますけど、明治時代の方たちの話し言葉だったり、何の話題を話していたかって、実際に聞いたことはないですよね。もしかしたら、今よりもっとくだけたしゃべり口調だった可能性もあったかもしれない。人に恋をして、ときめいたときにズギャンと言っても、人間の気持ちの動きとして自然なことだと思って」と話した。

 MCのお笑いコンビ「博多華丸・大吉」の華丸さんが「『きゅんです』のご先祖様かも」と言うと、神木さんは「そうです! (当時の人が)言ってたかもしれない」と納得していた。

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