終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
趣里さんがヒロインを務める2023年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)。第2週で演出を担当する泉並敬眞さんらが、梅丸少女歌劇団のトップスター・大和礼子を演じる蒼井優さんの魅力について語った。
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蒼井さん演じる大和は、ヒロイン鈴子の永遠の憧れとなる存在。泉並さんは「鈴子が憧れることに説得力がある人物、誰がそれほど大きな何かを背負っていけるのだろうかと考えた時に、『蒼井さんはどうですか?』という話をしました。無理を承知でお願いしてみましょうということになりました」とオファーした当時を振り返る。
「そうしたら本当に蒼井さんに出ていただけることになりました。昨年お子さんを出産後、初のドラマでしたが、実は年明けくらいから毎週バレエの練習をしてくださいました。出産後すぐにあの動きができるのは本当にすごいことですし、ご本人が歌劇がお好きということもあって、現場でもすごく楽しんで演じてくださっています」
蒼井さんの演技については、「実は第2週では水曜日(第8回)まで一言もセリフを話さないんです。でも、それに気付かないくらいの存在感だと思います」とそのたたずまいを絶賛。「撮影中は場を制圧するというか、良い意味で(鈴子役の)澤井梨丘さんが緊張しているんですよね。ご本人はすごく話しやすい方なんですけど、現場では梅丸歌劇団のトップの一人でいてくださった」と語る。
制作統括の福岡利武さんは、「以前、大河ドラマ『龍馬伝』(2010年放送)でご一緒させていただいて、凜(りん)とした姿が美しい人だなと思っていました。ヒロインの憧れの先輩という役どころで踊りの場面もあって、蒼井さんにやっていただければ力のあるシーンになるなと考えました」とオファーした理由を明かす。
オファー段階では、蒼井さんは出演を悩んでいたといい、福岡さんは「やりたい気持ちと、そこまで出し切れるのかという葛藤があったようです。挑戦していただいて本当に良かったなと思っております」と胸をなで下ろしたという。
チーフ演出の福井充広さんも、蒼井さんの演技を絶賛。「説明はいらないというか、映画女優ですからワンショットの力が何か違うんですよね。オーラを放っているというか、たたずまいも含めて、圧倒的な存在感。僕らとしては本当にありがとうございますという感じです」と蒼井さんに感謝していた。
10月16日から始まる第3週から、ヒロインが澤井さんから趣里さんにバトンタッチ。泉並さんは「ヒロインが趣里さんに代わってからは、鈴子と礼子はもう1歩進んだ関係になっていきますので、ぜひ楽しみにしていただければ」とアピールした。
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