アンサンブル
#5 事実婚と財産分与―雪が降る夜に
2月15日(土)放送分
趣里さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(総合、月~土曜午前8時ほか)で、リリー白川を演じ、注目を集めている清水くるみさん。朝ドラに出演するのは初で、「『てるてる家族』(2003年度後期)を見たのがきっかけで女優を目指したので、朝ドラは自分の中ですごく大きな存在です」と明かす。その“朝ドラ熱”の高さは「大学の卒論で朝ドラ研究をしたほど」という清水さんが、今回のドラマや役について語った。
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清水さんは1994年7月16日生まれ、愛知県出身の29歳。2007年に開催された「アミューズ30周年全国オーディション」で6万5368人の応募の中からグランプリを獲得し、芸能界入り。以降、映画やドラマ、舞台を経験してきたが、朝ドラ出演は格別だった。
「15年間芸能活動をやってきて初の朝ドラ出演で、いままで、いつかは出演したいとずっと思っていたので、『ブギウギ』に出演できることになって本当にうれしくて泣きました」
演じるリリー白川は、ヒロイン・スズ子(趣里さん)とUSK同期入団の娘役。実家が裕福でバレエを習っていたこともあり、スズ子たちより少し実力がある。楽天家で器用さもあり、うまく立ち回ることもできる才女。清水さんいわく「女子に嫌われない女子」だとか。
「ぶりっ子な役なのかなと思っていたのですが、台本を読んでみると“女子に嫌われない女子”という印象です。憎めない感じになったらいいなと思いながら演じています。女性と男性の前ではキャラクターを変えているんですけど、女性には結構ズケズケものを言うからずっと猫をかぶっているわけじゃないんです。『グループに一人、こういう人もいるよね』というような人物です」
そんなリリー白川をチャーミングに演じている清水さん。
「梅丸少女歌劇団のメンバーは、それぞれ演者の性格が役にぴったりだねってよくみんなで話しています。ただ、私自身は名古屋出身なので、リリーのコテコテの大阪ことばには苦戦しました。よく話すキャラクターなのでアドリブも言いたいのですが、大阪ことばなので言えないことも多くあり、普段から大阪ことばを話したり、関西の子と会って話をしながら直してもらったりと工夫しています」
梅丸少女歌劇団のメンバーとは親交を深めている様子で、清水さんは「撮影現場はとても楽しいです」とも語る。
「撮影期間が空いたときは、みんなに会いたくて仕方ありませんでした。みんなでご飯を食べに行ったり、一緒にダンスの練習をしたりしてとても仲良くなりました。ダンスの練習は大変で足がパンパンになりましたが、大変だったことより楽しかった本番が印象に残っています」
さらに「歌劇の衣装やメークは初めてで、憧れて夢見ていた世界だったので楽しかったです」と充実をにじませる清水さんが考える、ドラマの見どころとは……。
「登場人物のキャラクターがはっきりしていて、それをみんなが分かりやすく演じ分けているので、多くのキャラクターが出てくるUSKパートは全シーンが面白いです。リリーとしては洋食屋のシーンが一番自分のキャラを出せるところだなと思っています」
また清水さんは、足立紳さんによると脚本が「とても面白く」、スズ子役の趣里さんが「ヒロインにぴったり!」とアピール。
「重たいシーンもスズ子のキャラクターで重たくならないのがすごいんです。歌とダンスが融合しているドラマは珍しいし、たくましく、強く生きていくヒロイン・スズ子にパワーをもらってください」
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