終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
俳優の鈴木亮平さん主演の「日曜劇場」枠(TBS系、日曜午後9時)の連続ドラマ「下剋上球児」の第5話(11月12日放送)が11月12日、放送された。ラストに野球部のメンバーが集まる胸熱な場面があり、視聴者の間で「泣けた」と話題になった。
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ドラマは、教師の夢を捨て切れず32歳で大学に再入学して高校教師になった南雲(鈴木さん)が、廃部寸前の野球部の顧問になり、甲子園を目指す物語。原案は菊地高弘さんの同名ノンフィクション(カンゼン)で、登場人物や学校名、あらすじはすべてフィクションとして描く。「最愛」(2021年)など同局の人気ドラマで知られる新井順子プロデューサーと塚原あゆ子監督が手掛けている。
第5話では、野球部員らは南雲が無免許で教師をしていたという事実に驚き、複雑な思いを抱える。混乱の中、校長の丹羽(小泉孝太郎さん)や山住(黒木華さん)は保護者対応に追われていた。
南雲の裏切りに激怒した犬塚(小日向文世さん)は、強豪校から野球指導のできる新監督(町田啓太さん)を山住に無断で決める。
在宅で取り調べを受けることになった南雲には、青空(番家天嵩さん)への心ない言葉や、容赦ない記者たちの追及があった。南雲は担当弁護士たちに、教師を志すきっかけとなった経験や、教師になってからの日々について語り始める……と展開した。
終盤で、練習試合に勝ったという野球部のメンバーが南雲家に押し掛け、焼肉パーティーに。みんなの熱い思いを聞き、自身の子供の頃を思い出して食卓で涙を見せた南雲。もらい泣きするメンバーもおり、この場面にSNSでは、「最後のシーンは泣けたなあ……」「鈴木亮平の演技に毎度泣かされる」「涙が止まらない」「なんで無免除……と頭の片隅にはあるもののオンオン泣いてしまった」といった声が続々と上がった。
ラストでは、事件が検察に送致されたことが南雲に伝えられ、「続き見たすぎて早く夜9時になって欲しすぎる」といった声もあった。
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