相棒 season22:すれ違いから最悪の結果 ラストに「やるせない」「“過労”という要素が加わるのが今風」

「相棒 season22」第7話「青春の光と影」の一場面=テレビ朝日提供
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「相棒 season22」第7話「青春の光と影」の一場面=テレビ朝日提供

 人気刑事ドラマ「相棒 season22」(テレビ朝日系、水曜午後9時)第7話「青春の光と影」が11月29日に放送され、切ないラストに反響の声が次々と上がった。

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 同話は、再結成が決まった伝説的4人組ロックバンド「ディープクルー」のボーカル・矢崎(金子昇さん)の遺体が路地裏で発見され、特命係が死の真相を追う。杉下右京(水谷豊さん)と亀山薫(寺脇康文さん)が捜査を進めていくと、矢崎の関係者全員に殺害動機があった。

 特命係の捜査で、矢崎は右耳の聴力を失っており、左耳も補聴器が必要なほど悪化していたことが判明する。しかし矢崎は、その事実を周囲の人間に隠していた。ミュージシャンとして大切な聴力を失っていることを知られたくなかったのだ。

 右京は矢崎の耳の真実から、矢崎のマネジャー・沢村香音(木村葉月さん)の証言に矛盾があることを見抜く。矢崎を殺害した犯人は香音だった。

 香音は、もともと矢崎のファンだった新人マネジャー。だが矢崎のそっけない態度や、ハードスケジュールに精神的に限界を迎えていった。そんな中、自分を無視した矢崎に、怒りを抑えられなくなり、もみ合いになった弾みで殺害してしまった。

 だが、香音も矢崎の耳のことは知らず、自分をわざと無視しているのだと勘違いしていた。特命係から真相を伝えられ、衝撃を受ける香音。特命係から、矢崎が誕生日を迎える香音のため、感謝のメッセージを添えたバースデーケーキを予約していたことを知らされると、泣き崩れた。

 SNSではこの結末に「すれ違いで最悪の結果に… …切ない」「やるせないな。想(おも)いが届くのが遅すぎた」「今回キッついな。とんでもねぇすれ違いから起きちまった。かなしすぎる」「救いようがない最悪なすれ違い」「誤解が原因で愛情が憎しみに変わり犯罪に、の話はこれまでたくさんあったけど、そこに“過労”という要素が加わるのが今風」といった声が次々と上がっていた。

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