おかしな刑事:きょう最終回、20年の歴史に幕 “鴨志田新一”伊東四朗が定年 父娘コンビ最後の捜査

1月6日放送「おかしな刑事最終回!大千秋楽スペシャル」の一場面=テレビ朝日提供
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1月6日放送「おかしな刑事最終回!大千秋楽スペシャル」の一場面=テレビ朝日提供

 伊東四朗さん演じるたたき上げの刑事、鴨志田新一と、羽田美智子さん演じる娘で警察庁のエリート警視、岡崎真実の“凸凹父娘コンビ”の活躍を描く人気ドラマシリーズ「おかしな刑事」(テレビ朝日系)の最新作にして最後の作品「おかしな刑事最終回!大千秋楽(おおせんしゅうらく)スペシャル」が、1月6日午後8時~同9時54分に放送される。2003年の放送開始から約20年の歴史に幕を下ろす。

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 「大千秋楽スペシャル」では、これまで数々の難事件を解決してきた鴨志田がついに定年。これからの“第二の人生”で団子店を開こうと準備を進めていた矢先、建設会社を経営する地元の名物社長が誘拐される事件が発生する。間もなく定年だからと、捜査には加わらない決意をしていた鴨志田だったが、事件には古き良き人情が残る団地の再開発計画や、建設会社社長親子の確執が深くからんでいることが判明。放っておけない性格の鴨志田は、いつしか首を突っ込むことになり……と展開する。また鴨志田と真実の父娘の関係に、“今までにない変化”も訪れるという。

 鴨志田父娘の大家でもある弁護士・姉小路行人役の石井正則さんら、おなじみのレギュラー陣が集結する。さらに、数々の舞台で伊東さんと共演してきた三宅裕司さんが、物語のカギを握る建設会社社長・栗山喜一郎役で登場。栗山の息子役で吉村界人さん、娘役で内藤理沙さんらも出演する。

 伊東さんは「私は定年を経験していませんが、“定年”には皆さん多かれ少なかれ、ドラマがありますよね。その中で一つ、『うんうん』ってうなずいてもらえるようなドラマを描いてもいいかなと思いました」とコメント。

「今回の作品が最終回だということが、皆さんへの一番のメッセージなんだと思っています。長い間、応援してくださってありがとうございました」とファンに感謝の思いを述べつつ「三宅裕司と私、喜劇役者同士がどんなことをやるのか楽しみに見ていただきたいですね」とアピールした。


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