海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
趣里さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第94回が2月14日に放送された。同回では、“パンパンガール”を取り仕切る夜の女、おミネ(田中麗奈さん)と対峙(たいじ)したスズ子(趣里さん)が、啖呵(たんか)を切る場面があり、視聴者の間で話題になった。
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芸能雑誌に載った取材記事の内容について、おミネに誤解されてしまったスズ子。誤解を解こうと、スズ子は有楽町のガード下へ出向き、“パンパンガール”の住処(すみか)でおミネと対峙(たいじ)する。
スズ子は、誤解を解くために腹を割って話をしたいと伝えるが、おミネは、立場が違うので理解し合えると思えないと反論する。おミネは「あんた、好きでもない男に抱かれたことあるのかい?」「アタイらはそうまでしなきゃ生きられなかったんだ」と自分たちの境遇を語り、「汚い世間に持ち上げられてお気楽に歌ってるあんたとは立場が違うって言ってんだよ!」と怒りをあらわにした。
パンパンガールたちから「帰れ!」と罵声を浴びたスズ子は、「お気楽なんかやない!」「ワテかて死に物狂いや!」と声を荒らげると、母や弟、最愛の人までも亡くし、一人で娘を必死に育てていることを告白。「お気楽に見えるかも知れんけど、娘を守ろう思たら、寂しい、悲しい言うてられへん。つろうても、へこたれそうになっても、笑て歌うんや!」と涙ながらに語るスズ子に、聞いていた女性たちも共感し態度を改める。おミネも「あんたを誤解してたみたいだね。甘く見てすまなかった」と謝罪した。
啖呵を切ったスズ子に、SNSでは「すごかった! 迫力あった!!」「趣里さんの迫真の演技に見入ってしまいました」「スズ子~よくやった」「おミネさんたちに啖呵切ったスズ子、カッコ良かったな」「ここで黙って帰るスズちゃんではない」といった声が上がった。
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