趣里さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第114回が3月13日に放送された。同回では、スズ子(趣里さん)に脅迫電話をかけた犯人・小田島(水澤紳吾さん)の意外な正体が明らかになり、視聴者の間で話題になった。
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第114回では、スズ子の自宅に、3万円払わなければ、愛子(このかちゃん)を誘拐するという脅しの電話がかかってくる。犯人は、この件を警察には伝えないようにと言い残し、電話を切った。スズ子はすぐに学校に電話するが、愛子はすでに下校した後だという。スズ子と大野(木野花さん)は慌てて近所を探し回るが、愛子を見つけることはできなかった。大野は、スズ子の反対を押し切り、警察に通報。すぐに高橋(内藤剛志さん)ら3人の刑事が、スズ子の家に駆け付ける。
一方、愛子は下校途中に、一(はじめ、井上一輝くん)という少年と出会う。スズ子の自宅で開かれた愛子の誕生日パーティーに参加していたという一は、「いいなあ、あんな母ちゃんがいて」とうらやむ。しかし愛子は「よくない、あんなマミー嫌や」と返す。
愛子が、多忙なスズ子がほとんど家にいないことや、「有名人の子」とからかわれることがつらいと話すと、一は貧しい家庭で育った身の上を明かし、「お前のほうが全然マシだよ」と語る。学校に行きたくないと話す愛子に、一は「じゃあ、明日もここで遊ぶか?」と問いかけ、愛子は「いいの? 遊んでくれるん?」「ありがとう」とうれしそうに答えた。
終盤で、一が自宅で本を読んでいるシーンが登場。そこに父親が帰ってきて、「父ちゃん、仕事見つけたぞ」「もうすぐまともな暮らしができるようになるからな。そしたら、服も買って、もう一をバカにさせねえぞ。マンガだって新しいの100冊ぐらい買ってやんぞ」といい、一の頭をなでた。
この場面で、一の父親がスズ子に脅迫電話をかけた犯人、小田島であることが明らかに。愛子に初めてできた友人の父親が犯人という展開に、SNSでは「相当キツい」「よりによって犯人が一くんの……切ない」「せっかくできた友だちなのに」「まさかお友達になったお父さんが」「犯人の恐喝は失敗してほしいが、愛子の友情は続いてほしい。なんとかならんかねえ」という声が上がった。
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