良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
NHK連続テレビ小説(朝ドラ)の“バトンタッチ”セレモニーが3月15日、東京・渋谷のNHK放送センター内で行われ、放送中の「ブギウギ」のヒロイン・趣里さんと、4月1日スタートの「虎に翼」の主演を務める伊藤沙莉さんが出席。趣里さんは「無事にバトンタッチセレモニーを迎えられてホッとしているのと同時に、本当に感慨深い気持ちでいっぱいです」と明かした。
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趣里さんは「撮影中は毎日のようにキャストやスタッフのみなさんとお会いしていたので、今はとても寂しい気持ちです。『元気かな?』と皆さんの顔を思い浮かべながら、かけがえのない時間を過ごすことができたのだと感じています」と心境を告白。一方で伊藤さんに対しては、「今日沙莉ちゃんに会って、ますます『虎に翼』が楽しみになりました。沙莉ちゃんなら絶対大丈夫なので、何かあったら言ってください!」とエールを送った。
また伊藤さんから「撮影中で一番大変なことはなんでしたか? またどうやって乗り越えましたか?」と質問されると、趣里さんは「どれが一番と言えないくらい、お芝居も歌もダンスもまんべんなくやってきました。なので、気づいたら終わっているという感じでした(笑い)。大変なのは自分だけじゃなく、キャストやスタッフの皆さんも大変なんだと思いながらやっていました」と答えた。
趣里さんは、「ブギウギ」の舞台の一つである「東かがわ市の讃岐和三盆と手袋」を伊藤さんにプレゼント。和三盆には「虎に翼」に合わせた虎型とロゴが、手袋には伊藤さんの名前の刺しゅうが入っている。受け取った伊藤さんは「讃岐和三盆の虎の模様がかわいいですね。手袋に私の名前が刺繍で入っていて、とてもうれしいです。大切にします」と喜んだ。
「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」や「買物ブギー」などの名曲を歌った戦後の大スター・笠置シヅ子(1914~85年)が主人公のモデルとなる。激動の時代、ひたむきに歌と踊りに向き合い続けた歌手の波瀾(はらん)万丈の物語。原作はなく、登場人物名や団体名などは一部改称し、フィクションとして描く。
「虎に翼」は、NHK連続テレビ小説の第110作。日本初の女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さん(1914~84年)がモデルで、ヒロインの寅子が、迷える子供や、追い詰められた女性たちを救っていくリーガルエンターテインメント。
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