阿部サダヲさん主演、宮藤官九郎さん脚本の連続ドラマ「不適切にもほどがある！」（TBS系、金曜午後10時）の第9話が3月22日に放送された。吉田羊さん演じる向坂サカエと中島歩さん演じる担任教師の安森先生のシーンがSNSで話題になった。

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　秋津（磯村勇斗さん）が社内モニターとして登録しているマッチングアプリでマッチした証券会社勤務の矢野恭子（守屋麗奈さん）と待ち合わせするため、市郎（阿部サダヲさん）と秋津は喫茶「すきゃんだる」へ赴くが、そこにいたのはなぜか美しくなったサカエだった。

　「私なんか男に依存しなきゃ生きられないふしだらな愛のコリーダなんです」とため息をつくサカエ。市郎に安森と交際していることを明かしたサカエは、家の前で待ち伏せ、頭なでなで、お姫様抱っこと、SNSやメールのない昭和時代の男の求愛行動にメロメロになってしまったことを告白する。

　「ご託はいいよ、コンプラおばさん。チョメチョメしたのかね？」と興味津々の市郎の求めに応じてその後を打ち明けるサカエ。2人でラブホテルに行き、ちぐはぐなやりとりながら思いを打ち明けていい雰囲気になったものの、突如サカエがジャケットの内ポケットに入れていたスマホが振動とともに点滅。安森は「えっ、カラータイマー？」と驚き、動揺し、雰囲気はぶち壊しに。電話の相手はサカエの元夫、井上（三宅弘城さん）だった……・

　「はあ…、悪いことはできないものですね。あ～あ、いっチョメぐらいしてくればよかった」と笑いながら振り返るサカエに市郎も「いっチョメって、『ワ～オ、東村山』みたいに」と故・志村けんさんのギャグでツッコむのだった。

　SNSでは「カラータイマーwww」「ウルトラマンのカラータイマー」「確かに昭和でスマホ見たらそう思うかもな」と爆笑した視聴者が続出。その後の“いっチョメ”のくだりにも「今の30代以下もう絶対にわかんないやつじゃん（俺は楽しいけど）」といった声が上がっていた。