良いこと悪いこと
第8話 7人目、だーれだ?
12月6日(土)放送分
4月9日に始まるテレビ朝日系連続ドラマ「Destiny」(火曜午後9時)。横浜地検検事の西村奏(にしむら・かなで、石原さとみさん)が大学時代の恋人・野木真樹(のぎ・まさき、亀梨和也さん)との12年ぶりの再会を機に、封印してきた青春時代の事件と向き合うサスペンス・ラブストーリー。脚本は「Dr.コトー診療所」(フジテレビ系)シリーズなどで知られる吉田紀子さんだ。初回は6分拡大放送。ここでは、仲村トオルさん演じる野木浩一郎を紹介する。
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浩一郎は真樹の父。数々の有名事件を手掛けてきたエリート弁護士で野心家。妻が出て行ってから真樹との折り合いは悪く、勝手に長野の国立大学への進学を決めて家を出た真樹とは長く顔を合わせていなかったが、12年ぶりに再会する。
横浜地検中央支部検事の奏は、東京地検特捜部の検事だった父・辻英介(佐々木蔵之介さん)が亡くなった中学3年生の頃に思いをはせていた。検事として正義を貫いてきた父が汚職事件に巻き込まれ、疑惑を残したまま落命して以来、姓を変えて母の故郷・長野に移住。心を閉ざして生きていた。
奏の運命を大きく変えたのは大学2年の夏。何かと絡んでくる真樹のお陰で初めて仲間ができた。奏は自然あふれるキャンパスで仲間と青春を謳歌(おうか)。初めて心から笑い、充実した日々を送る。
孤独に生きてきた奏と、心から人を好きになったことのない真樹はひかれ合い、仲間には秘密の恋が始まる。奏は仲間の一人、及川カオリ(田中みな実さん)の真樹への恋心に気付きながらも目をそらし、初恋に溺れていく。
ある日、意外な事件が奏たちに襲いかかる。この事件を境に、永遠を誓ったはずの友情も青春時代も突然終わりを告げる。
12年後。奏は思いがけない形で再びあの事件に向き合うことに。それは、20年前の父の死の謎にもつながっていた。
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