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第10話(最終話) これからも健康でいてほしい
12月21日(土)放送分
人気アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズの碇シンジ役などで知られる人気声優の緒方恵美さんが、連続ドラマ「9(ナイン)ボーダー」(TBS系、金曜午後10時)に出演することが4月19日、明らかになった。緒方さんが俳優としてドラマに出演するのは、声優デビューして以来初めてで、一癖あるクールでミステリアスな占師・平松琴子を演じる。緒方さんは、4月26日放送の第2話に出演する。
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緒方さんはドラマオタクを自称するほどのドラマ好きで、「9ボーダー」の新井順子プロデューサーが手がけた「MIU404」で公式キャラクター・ポリまるの声優を務めたことが、今回のオファーのきっかけになった。第2話では、大庭家の三女・八海(畑芽育さん)が、緒方さん演じる占師・琴子の元に相談に訪れる。
緒方さんはドラマ出演のオファーに「正直驚きました。大丈夫ですか私で!?と。そして(『逃げるは恥だが役に立つ』の)平匡さんの腕の中に飛び込むみくりのように『やー!』と(笑い)。実はここ数年、ドラマのオファーを頂戴することが年に1~2回ほどありました。でもドラマを愛するイチ・オタクだからこそ、『いや、オマエがそれはどうなの……』と自分に厳しいツッコミを入れ、お礼と共にご辞退を申し上げて参りました。そんな中で今作の資料をいただき、うなりました。設定、面白そう。占師役……面白そう。どなたの作品だろう?(資料をめくって)新井さん!? そして1行目に戻る(笑い)」とコメント。
占師を演じた感想を「普段、せりふを完全に覚えてしゃべることがほぼないので、台本が手元にある日常のありがたさが深く染み入りました……(笑い)。短いワンシーンですが、とても丁寧に指導いただきました。小道具の一つ一つ、何回も角度を変えて撮り重ね、アングル・照明等のこだわりにもうなりました。個人的には占いが難しかった! 良い経験をさせていただき、感謝です」と話している。
ドラマのタイトルの「9ボーダー」は、19歳、29歳、39歳といった各年代のラストイヤーを指している。自身の9ボーダーについて緒方さんは「ずっと変わらず若い年齢の役柄を演じ続けているので、自分の歳にはあまり気が回らずで。気がついたらボーダーを超えていて驚いたということが多いです(笑い)。でも、39歳の時は覚えています。日本ではまだまだ『女は若いうちが花』、特に“女の俳優にはこの先仕事はない”と覚悟していた時期だったので。でも違いました。むしろ40歳を過ぎてから仕事が楽しくなりました。そう思わせてくれた、各お仕事の関係者の皆様に感謝しています。今後もお声がけいただける間は、そのチームのために務めさせていただきたく思います」と語っている。
「9ボーダー」は、川口さん、木南晴夏さん、畑芽育さんが3姉妹を演じるヒューマンラブストーリー。19歳、29歳、39歳と大台直前の3姉妹が、父の突然の失踪を機に一つ屋根の下に集結。「LOVE」「LIFE」「LIMIT」の“3L”をテーマに、モヤモヤや焦りを抱え、幸せになりたいともがき進む姿を描く。
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