小芝風花:7月期「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」で日テレドラマ初主演 “名もなき遺体”を家族に帰す実在の部署がモデル

小芝風花さんが主演を務める「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」=日本テレビ提供
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小芝風花さんが主演を務める「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」=日本テレビ提供

 俳優の小芝風花さんが、7月期の「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」(土曜午後9時)で日本テレビの連続ドラマ初主演を務めることが明らかになった。警視庁に実在する部署をモデルにしたオリジナル作で、NHK連続テレビ小説「おちょやん」や「半沢直樹」(TBS)などを手掛け、2026年大河ドラマ「豊臣兄弟!」の脚本も務める八津弘幸さんが脚本を担当する。

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 物語の舞台となる「警視庁身元不明人相談室」は、全国に2万体存在するという“名もなき遺体”の身元を特定し、家族の元に帰すことが目的の部署だ。小芝さん演じる三田桜は、地味で誰も行きたがらない部署に自ら志願して配属された変わり者。明るく天真らんまんな桜と、クールで冷静沈着な10歳上の同期・月本真は、顔を合わせればいがみ合ってばかりだが、一人でも多くの身元不明者を家族の元に帰したい思いは一緒。遺体に残されたわずかな手掛かりを頼りに謎を解くミステリー×ヒューマンドラマになるという。

 解禁されたビジュアルは、捜査官の桜(小芝さん)が死者の思いをくみ取り、その無念を救う”生”への信念と”死”(身元不明の遺体の骸骨)の対比で構成されており、ドラマの世界観を表現。桜と骸骨が同じポーズをしているのが、クスっとする日常も描くドラマの要素として表現されている。

 ◇小芝風花さんのコメント

 --今回、主演と聞いたときのお気持ちは

すごくうれしかったです。 プロデューサーや監督、スタッフさんも、以前からお世話になっている方が多いので、またご一緒できるうれしさと、今回はどんな作品になるんだろう、作れるんだろうとワクワクしています。

 --どんなドラマですか

 実在する警視庁の部署をモデルにしていて、身元がわからないご遺体を服装や持ち物を手掛かりに家族や恋人の元に帰すために奔走するドラマです。これまで警察ドラマってたくさんあると思うのですが、今作は一味違ったドラマになると思います。私自身も身元不明相談室があるということは知っていたのですが、そこをドラマにするんだ!と思ってすごい新鮮でした。これを機に、相談室のことをいろいろ調べたら、こんなにも多くの身元不明のご遺体があるんだなと思って、正直心が苦しかったです。この作品を通じて、身元がわからなく亡くなってしまった方の思いを根気強く熱心に捜査し、家族や恋人の元に帰す三田桜を見て、視聴者の方に、少しでもあたたかい気持ちになっていただけたらうれしいです。

 --小芝さん演じる三田桜はどんな人ですか

すごく真っすぐで思いが強いキャラクターです。名前すらわからないご遺体だから、捜査が難航して心が折れそうにもなるときも、誰よりも”彼ら”の気持ちに寄り添う真っすぐさを持ち合わせています。プライベートでは、明るくてコミュニケーション能力も高く、同期入庁で相棒の月本真にすごく心を許しているキャラクターです。

 --今回のドラマにかける意気込み、視聴者の皆さんへのメッセージ

 完全オリジナル作品というのもあり、今までにない切り口の新しい警察エンターテインメントがつくれるのではないかと思っています。ぜひ見ていただきたいです。頑張ります!

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