良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
生見愛瑠(ぬくみ・める)さんが主演を務める連続ドラマ「くるり~誰が私と恋をした?~(くる恋)」(TBS系、火曜午後10時)。生見さん演じる緒方まことが、恋の四角関係を繰り広げながら、“本当の自分らしさ”と“恋の相手”を探すラブコメ・ミステリーで、まことの自称“運命の相手”板垣律を演じているのは宮世琉弥さんだ。第2話(4月16日放送)では律の“裏の顔”が明らかになり、話題になった。宮世さんに、撮影現場で感じた思いを聞いた。
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ドラマは、「ダメな私に恋してください」(2016年)、「初めて恋をした日に読む話」(2019年)など、同枠のドラマを数々手掛けてきた吉澤智子さんのオリジナル。
第1話(4月9日放送)では、木に引っかかった風船を、子どもたちのため取ろうとしていた律と、まことが出会った。まことと初対面のように振る舞っていた律だったが、第2話では、その出会いは「計画的」だったことが明かされた。
そんな台本について、「ミステリーで面白いなと思った」と語る宮世さん。「僕は考察モノのドラマを楽しんで見ちゃうタイプなのですが、(今作は)毎話波がすごくあるドラマになっていますし、胸キュンも楽しめるドラマで新感覚だなと思いました」と振り返る。
律は、まことに惹(ひ)かれ、猛烈にアタックを繰り返す役どころだが、「僕も好きな物や事に対して猛アタックするので似ているかな」と話す。「でも、律くんは傲慢(ごうまん)さが少しあって、『僕、お金とリサーチ力と情熱があるだけだから』というセリフをさらっと言ってしまうタイプなので、『自分で言うんだ~』と思いました(笑い)。そういうことは僕は言わないので、(演じていて)新しいなと思います」と明かす。
律のほかにも、瀬戸康史さん演じるまことの自称“元カレ”の西公太郎、神尾楓珠さん演じるまことの自称“唯一の男友達”の朝日結生も登場し、まことと恋の四角関係を繰り広げていく。
瀬戸さんの印象は、「現場を重ねて経験豊富な方だというのが背中を見ているだけでわかって。僕が音楽活動をしているんです、と言ったらその場で僕の曲を全部車の中で聴くね、と言ってくれました。本当に優しい方です」と話す。
一方、神尾さんの印象は、「今のところ、シーンで絡みはないんですが、取材などでご一緒させていただいたときに、意外と天然な部分が見えてきて、面白い方だなと思いました」と語る。
まことを取り巻く3人の男性のキャラクターはまったく違うといい、「律くんは猛アタックしてしまう性格で、自分の気持ちを良い意味で優先している部分があるんですが、ぐいぐいリードされることにキュンとされる女性の方も多いんじゃないかなと思うので、そこが律君の胸キュンのポイントです」とアピールした。
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