ブルーモーメント:第4話 “晴原”山下智久らはSDMの存在意義を広めるため防災活動を開始 “雲田”出口夏希は忘れたい過去と対峙する(前話のネタバレあり)

連続ドラマ「ブルーモーメント」第4話の一場面(C)フジテレビ
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連続ドラマ「ブルーモーメント」第4話の一場面(C)フジテレビ

 山下智久さん主演の連続ドラマ「ブルーモーメント」(フジテレビ系、水曜午後10時)第4話が、5月15日に放送される。

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 前話では……SDM(特別災害対策本部)に医療班が加わることになり、候補者たちが研修初日を迎える。候補者の中には、かつて天才脳外科医と称されていたが、けがでメスが握れなくなった汐見早霧(夏帆さん)もいた。

 そんな中、強風注意報が出ているエリアで火災が発生したという知らせが入る。SDM気象班統括責任者の晴原柑九朗(山下さん)がメンバーや医療班の候補者たちを連れて現場へ向かうと、火の勢いが収まらない危険な状態が続いており、多くの要救助者たちが苦しんでいた。

 実は早霧がメスを握れなくなったきっかけは、手術で命を救った少女が病院で自殺をはかったことがきっかけだった。トラウマを抱える早霧は、晴原と対話する中で医師としての使命感を取り戻し、的確な処置を行い要救助者の命を救う。そして、最終的には医療班のチーフを務めることになるのだった。

 第4話では……晴原の亡き婚約者で、SDMの考案者である気象研究所研究官の園部灯(本田翼さん)。5年前の関東南部豪雨で命を落としたが、その際の灯の避難指示により、多くの命が失われたという週刊誌の記事が出た。晴原たちは世間にSDMの存在意義を広めるため、独自の防災活動を始める。

 子供たちへの防災教育のため、SDMメンバーは半年前に台風の被災があった地域へ向かう。そこは、雲田彩(出口夏希さん)の地元で、彩の姉・真紀(石井杏奈さん)が市役所の市民生活課担当者として現れた。真紀は3年前、彩と共につむじ風によって被災し、その後は車椅子生活を送っていた。彩は自分だけ無事だったことで、姉と気まずい関係にあった。

 子供たちの中には、半年前の台風で祖父を亡くした10歳の少女・迫田実花と幼なじみの根岸航平がいた。彩は、実花のために何かしてあげたいと、ボタンが取れ掛けていたぬいぐるみを直してあげる。しかし、その行動が原因で、実花は被災当時の状況がフラッシュバックし、過呼吸になってしまう。

 そんな中、晴原の解析により、台風の影響でこの地域に危険が迫っていることが判明。避難指示を早急に出すよう要請し、地元テレビ局の協力により、SDMが中継で注意喚起をすることに。「被災を経験している自分が危機を知らせるのが一番効果的」と考えた彩は、忘れたい過去と対峙(たいじ)し、中継に出演することを志願するが……と展開する。

 ドラマは、小沢かなさんが「COMIC BRIDGE」(KADOKAWA)で連載中の同名マンガが原作で、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使し、最前線で命がけで救助に立ち向かうSDMメンバーの奮闘を描く。

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