海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
山下智久さん主演の連続ドラマ「ブルーモーメント」(フジテレビ系、水曜午後10時)第5話が5月22日に放送される。
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前話は……SDM(特別災害対策本部)の存在意義を広めるため、晴原柑九朗(山下さん)らは独自の防災活動を開始。SDMチームが雲田彩(出口夏希さん)の地元・千葉県華原市へ向かうと、彩の姉・真紀(石井杏奈さん)が市役所職員として現れた。真紀は3年前、彩と共につむじ風で被災して今は車椅子生活。無事だった彩は姉と気まずい関係だ。
晴原の解析で、この地域に竜巻の危険が迫っていることが判明。地元テレビ局の協力を得てSDMが中継で注意喚起をすることに。3年前に被災した彩は「私の経験を伝えることで誰かの命を守れるかも」と考えて出演を志願する。
だが、カメラの前に立った彩は被災時の記憶がフラッシュバックして言葉に詰まる。真紀の「頑張れ」の声に背中を押された彩は災害の恐ろしさを訴え、姉妹は再び心を通わせる。
第5話は……総務大臣の立花藍(真矢ミキさん)の夫で警察官の沢渡満(橋本じゅんさん)が、5年前の豪雨災害で亡くなった晴原の婚約者・園部灯(本田翼さん)の生前最後の姿を見たと晴原に声を掛けてきた。「自分と妻は灯の行動で人生を狂わされた」という謎の言葉を残す。
その沢渡が、立花の推薦でSDM警察班統括責任者として配属されてくる。沢渡はメンバーに、自分はSDMの問題をあぶり出してSDM自体を潰す「スパイ」だと平然と言う。
晴原が巨大な雹(ひょう)が2時間以内に降る兆候を捉え、SDMが出動。現地到着し、市の防災危機管理課の畑中大輔に話を聞くが、畑中や市民に危険性が伝わっておらず、沢渡はSDMの初動ミスを指摘。避難誘導と市民の行動予測を的確に無線で指示する沢渡に驚くメンバー。
要避難圏に住む妊婦の矢崎里沙(木﨑ゆりあさん)が雹に当たって重傷との連絡が入る。雹の影響で一帯が濃霧に包まれ、車両誘導中だった畑中が事故に遭って危険な状態に。沢渡は、里沙と畑中のうち一人を確実に助けることを優先するべき、と晴原に伝える。果たして、晴原の決断は……。
原作は、小沢かなさんが「BRIDGE COMICS」(KADOKAWA)で連載中の同名マンガ。甚大な気象災害に脅かされる人命を守るため、知恵と知識を駆使して最前線で救助に取り組むSDMメンバーの奮闘を描く。
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