アンメット ある脳外科医の日記:第10話 “ミヤビ”杉咲花の記憶障害の原因はメスを入れてはいけない領域にあった(前話のネタバレあり)

ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」の第10話の一場面=カンテレ提供
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ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」の第10話の一場面=カンテレ提供

 杉咲花さん主演のカンテレ・フジテレビ系“月10”ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」(月曜午後10時)の最終章突入の第10話が6月17日に放送される。

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 第9話は……綾野(岡山天音さん)と麻衣(生田絵梨花さん)が結婚。また綾野病院と丘陵セントラル病院が法人合併することが発表された。一方で、ミヤビは、西島(酒向芳さん)の隣を歩く鵜原建設の押尾晴人(黒田大輔さん)を見て得体の知れない恐怖を感じる。

 一方、ミヤビは主治医の大迫(井浦新さん)から呼び出され、「全部話すよ」と大迫は自分の思いを語り始め、ミヤビの記憶障害の本当の理由が明かされた。

 第10話は……ミヤビは一過性健忘の症状が現れ、突然、三瓶(若葉竜也さん)が誰だか分からなくなってしまう。今回は軽い発作で済んだが、大迫は三瓶にミヤビの病状を詳しく伝えた上で、手術するにはあまりにも危険だから絶対に手を出すな、とくぎを刺す。

 数日後、画家の柏木周作(加藤雅也さん)が公園でてんかん発作を起こし、丘陵セントラル病院に運ばれてくる。最も悪性の脳しゅようを患う周作は、できる治療は全て受けてきた上で、もはや手の施しようがない状態だった。

 やがて周作は、徐々にこれまでの記憶も失い始め、妻・芳美(赤間麻里子さん)のことすら分からなくなっていく。その姿に、ミヤビは自分もこの先、何もかも忘れてしまうのだろうかと不安に駆られる。

 三瓶は大迫の元で見た、ミヤビのより精細な脳のMRI画像を思い出していた。ミヤビの記憶障害の原因は、決して人がメスを入れてはいけない領域“ノーマンズランド”にあり、無理に手術をすれば命に関わる状態だった。しかしこのまま放っておいて再発すれば、同じ結果を招く。ならば手術にかけるしかないのか……葛藤しながらも手術の練習に没頭する三瓶に、ミヤビはある決意を口にする。

 ドラマは、事故で脳を損傷し、過去2年間の記憶がすっぽり抜け落ちた上、今日のことを明日にはすっかり忘れてしまう記憶障害の後遺症と向き合う脳外科医、川内ミヤビ(杉咲さん)が主人公。原作は、マンガ誌「モーニング」(講談社)で2020年から連載中のマンガ「アンメット-ある脳外科医の日記-」で、元脳外科医の子鹿ゆずるさんが原作、大槻閑人さんがマンガを手がけている。脚本は篠崎絵里子さんが担当。主題歌はあいみょんさんの「会いに行くのに」。

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