海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
伊藤沙莉さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第75回が7月12日に放送された。同回で、寅子(伊藤さん)がよね(土居志央梨さん)に司法試験への再挑戦を勧める場面があり、視聴者が反応した。
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第75回では、多岐川(滝藤賢一さん)と汐見(平埜生成さん)らが、新潟に旅立つ寅子のために壮行会を開いてくれた。汐見のはからいで、香子(ハ・ヨンスさん)と話ができた寅子は、よね、轟(戸塚純貴さん)、梅子(平岩紙さん)にも別れのあいさつをするため、上野の轟法律事務所を訪れる。
轟は、寅子の新潟異動を「ついに判事として独り立ちするんだ。めでたいことじゃないか。鼻が高いぞ」と喜ぶが、よねは黙ったまま。2人に気を使った轟が席を外すと、寅子は「よねさん、ごめんなさいね。何度も何度も来てしまって」と声をかけ、よねは「お前のうっとうしさにももう慣れた」と返した。
寅子は「ありがとうね、よねさん。ずっと変わらずにいてくれて。周りに流されず、私が道を間違えるたびに怒ってくれて……。だから、怒られそうだけど、うっとうしいついでに言っちゃおうかな」と前置きし、「よねさん、そろそろ自分の道に戻るのはどう? 司法試験受けてみるのはどうかしら?」と勧め、梅子と轟も賛同した。
寅子はよねに歩み寄り、「私、確信してるのよ。弁護士になったよねさんにしか救えない人たちがたっくさんいるって」と訴えた。
戦前、よねは寅子らと共に明律大で法律を学び、司法試験の筆記試験を突破。しかし、口述試験で試験官の差別的な発言に我慢できず、不合格になってしまった。戦後、轟と再会してからも弁護士にはならず、助手の立場で轟を支えている。
SNSでは「寅ちゃんの言葉が最後の一押しになったかな~」「よねさん頑張ってほしいなぁ」「次に会う時はきっと弁護士になってるよね」「よねさんの未来に期待!」といった声が上がった。
また、2人の空気を察し席を外した轟にも注目が集まり、「さすが俺たちの轟」「ほんっとうにいい男!」「空気の読める漢」「気遣い完璧」「ナイスアシスト」といったコメントも寄せられた。
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