虎に翼:「持ちつ持たれつ」“太郎”高橋克実の言動に視聴者戦慄 「ホラー映画より怖い」「顔圧がすごいよ」

NHK連続テレビ小説「虎に翼」第77回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「虎に翼」第77回の一場面 (C)NHK

 伊藤沙莉さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第77回が7月16日に放送され、高橋克実さん演じる弁護士の杉田太郎の言動に、視聴者の注目が集まった。

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 第77回では、支部を訪れていた星航一(岡田将生)は、太郎とその弟の次郎(田口浩正さん)から昼食に誘われるが拒否。見送りも断ると、太郎は笑顔を浮かべたまま舌打ちをした。

 ある日、仕事を終えた寅子(伊藤さん)が帰宅すると、優未(竹澤咲子ちゃん)が夕飯の準備をしており、食卓には、立派なメバルの煮付けや竹の子の酢みそあえが並んでいた。驚く寅子に、優未は「お魚屋さんと八百屋さんが持って来てくれた」と伝えた。

 翌日、太郎は寅子に、商店街の人たちが寅子の役に立ちたいと進んで行ったことだと説明。代金は月末にツケ払いすることになったが、戸惑いを隠せない寅子に、太郎は慣れない土地で育児する大変さに触れ、「ただでさえ一緒にいる時間が少ねえんだすけ、そのためには持ちつ持たれつ、頼れるものは頼ったほうがいいて」と笑顔で圧をかけた。

 後日、山の境界線をめぐる民事調停を担当することになった寅子は、申立人の森口(俵木藤汰さん)、太郎、書記官の高瀬(望月歩さん)らと現地視察に向かう。途中の河原で休憩中、太郎は寅子に、森口が地元一の名士で気に入られておけば赴任中の生活がいろいろ楽になるといい、便宜を図るよう促す。

 困惑する寅子に、太郎は「うんめかったでしょ、メバルの煮付けに竹の子の酢みそあえ。持ちつ持たれつ、いきましょて」と笑った。寅子が「私は法にのっとった判断をします」と返すと、太郎は「当然のことです」と言いながらも「その土地の風土、人間に寄り添う気持ちを忘れねでくんなせえて」と告げた。

 そんなやり取りをしていると、森口と高瀬がつかみ合いのけんかになり、止めに入った寅子が川に転落。その後、支部に戻ると、太郎は森口が高瀬を訴えると言っていると伝え、高瀬の上司・深田(遠山俊也さん)は、穏便に済ませてほしいと懇願。太郎は「法にのっとった判断をするまでだ」と返答しつつも、森口を説得してみると請け合う。そして、寅子に顔を近づけると「そうせば、森口さんの調停についても検討、お願いしますて」と言い残し、立ち去った。

 太郎の振るまいに、SNSでは「怖すぎでしょ」「ホラー映画より怖い持ちつ持たれつ」「たった2日しか見ていないのにキツい」「顔圧がすごいよ」「腹黒い」「悪い笑顔の高橋克実」といった声が上がった。

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