アンメット:ギャラクシー賞月間賞受賞 「連続ドラマに新しい表現の可能性を拓いた」と評価

杉咲花さん
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杉咲花さん

 俳優の杉咲花さん主演の連続ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」(カンテレ・フジテレビ系)が、放送文化の向上に貢献した番組や個人・団体を表彰する「ギャラクシー賞」の2024年6月度月間賞を受賞したことが7月22日、明らかになった。

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 ドラマは、マンガ誌「モーニング」(講談社)で2020年から連載中のマンガ「アンメット-ある脳外科医の日記-」が原作。“記憶障害を抱えた脳外科医”の主人公・ミヤビ(杉咲さん)が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく医療ヒューマンドラマで、若葉竜也さん、井浦新さん、岡山天音さん、生田絵梨花さんらも出演した。

 ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願って1963年に創設。同懇談会は「終盤の川内ミヤビと三瓶友治(若葉さん)のクローズアップが多用されたナチュラルで深みのある対話シーンは、杉咲花と若葉竜也でしか成立しなかったと思うが、そこに持って行った脚本、演出やスタッフの力量と志の高さも高く評価されるべきだろう。連続ドラマに新しい表現の可能性を拓いたと言っても過言ではない」と評した。

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