1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回（9月14～20日）は、安田顕さんが、2025年1月5日にスタートする横浜流星さん主演のNHK大河ドラマ「べらぼう ～蔦重栄華乃夢噺～」に、平賀源内役で出演する話題、“令和のグラビアクイーン”と呼ばれるモデルで俳優の菊地姫奈さんが、連続ドラマ「年下彼氏2」（ABCテレビ、関西ローカル）と桂正和さんの人気マンガの実写ドラマ「ウイングマン」（テレビ東京ほか、火曜深夜0時半）に出演することが話題になった。前後編で取り上げる。

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　“令和のグラビアクイーン”と呼ばれる菊地姫奈さんが、連続ドラマ「年下彼氏2」（ABCテレビ、関西ローカル）に出演することが9月17日、分かった。「年下彼氏2」は、関西ジュニアのメンバーが主演を務め、さまざまなシチュエーションで年下の男の子との恋模様を描く。菊地さんは、池川侑希弥さんが演じる生徒会書記の後輩と秘密の恋をする生徒会長を演じる。また、田辺桃子さん、林芽亜里さん、川津明日香さん、森日菜美さんらの出演も発表された。「年下彼氏2」は10月12日からABCテレビで毎週土曜深夜0時25分に放送。DMM TVで10月13日から毎週日曜午前0時55分に配信される。

　さらに菊地さんは、桂正和さんの人気マンガの実写ドラマ「ウイングマン」（テレビ東京ほか、火曜深夜0時半、10月22日スタート）に出演することが18日、分かった。主人公の広野健太（藤岡真威人さん）の正義感に心動かされ、ひそかに思いを寄せる優しく控えめなクラスメートの小川美紅を演じる。菊地さんは「美紅ちゃんは、優しくて女の子らしさのある可愛らしい子です。彼を一途に思い続ける気持ちや芯の強さに、私自身とても勇気づけられました。そして、この作品を通して美紅ちゃんと共に私も成長できたと感じています」とコメントした。

　杉本哲太さんと磯山さやかさんが、俳優の鈴鹿央士さんと松本穂香さんがダブル主演を務めるフジテレビ系月9ドラマ「嘘解きレトリック」（月曜午後9時）に出演することが17日、分かった。ドラマは、鋭い観察眼を持つ借金まみれの貧乏探偵、祝左右馬（鈴鹿さん）と、ウソを聞き分ける奇妙な能力者、浦部鹿乃子（松本さん）の異色コンビが「ウソ」と「マコト」が入り交じる難事件を解決するレトロモダンな路地裏探偵活劇。杉本さんは豪華な屋敷を構える藤島家の主人、藤島幸弘役、磯山さんは小料理屋「くら田」の女将（おかみ）、倉田ヨシ江役を演じる。このほか、大倉孝二さん、渋谷そらじさん、今野浩喜さん、櫻井淳子さん、宮崎秋人さんの出演も発表された。

　「週刊少年サンデー」（小学館）で連載中の波切敦さんの格闘マンガ「レッドブルー」が、実写ドラマ化され、テレビドラマとして放送されることが18日、分かった。ドラマの詳細は、今後発表される。レッドブルー」は、「週刊少年サンデー」で2022年1月から連載中。根暗で病弱な日陰者の少年、鈴木青葉が格闘技経験ゼロから総合格闘技（MMA）の世界へ飛び込み、成長していく姿が描かれている。実写ドラマ化を記念し、小学館のマンガアプリ「サンデーうぇぶり」では、コミックス第1～5巻を9月30日まで無料公開する。

　鞘師里保さんが主演を務める連続ドラマ「めんつゆひとり飯2」（BS松竹東急、水曜午後11時）の主題歌が、シンガー・ソングライターのきしもとしおりさんの「Spark！」に決まったことが18日、明らかになった。ドラマは10月2日から放送がスタート。主題歌「Spark！」は、きしもとさんが“葛藤とポジティブ”をテーマに制作。きしもとさんのこれまでの楽曲とは一風変わったPOPなアレンジで、キャッチーで中毒性のあるサウンドが特徴だ。「めんつゆひとり飯2」は、瀬戸口みづきさんの四コママンガ「めんつゆひとり飯」（竹書房）を原作に、めんどうくさがり屋のズボラ会社員、面堂露（めんどう・つゆ）が“めんつゆ”を使って、最強時短レシピ（ズボラ飯）を開発するグルメコメディー。

　鈴木亮平さん主演の連続ドラマの劇場版「TOKYO MER～走る緊急救命室～」の続編が、2025年に公開されることが19日、明らかになった。主人公・喜多見幸太役の鈴木さんは「前作は横浜が舞台でしたが、今作もまた新たな地域が舞台となります。それは果たしてどこなのか、どんな新たなMERが登場するのか、注目してお待ちいただければ幸いです」と呼びかけた。「TOKYO MER～走る緊急救命室～」は、東京都知事の命で新設された「TOKYO MER」という救命救急のプロフェッショナルチームを描いた本格医療ドラマ。連続ドラマが2021年7月期にTBS系「日曜劇場」枠（日曜午後9時）で放送され、劇場版第1作が2023年4月に公開された。

　安田顕さんが、2025年1月5日にスタートする横浜流星さん主演のNHK大河ドラマ「べらぼう ～蔦重栄華乃夢噺～」に、平賀源内役で出演することが19日、発表された。安田さんは2006年の「功名が辻」以来、19年ぶり2度目の大河ドラマ出演となる。演じる平賀源内は、本草家、戯作者、鉱山開発者、発明家……とさまざまな顔を持ち、先進的なアイデアを次々と思い浮かべては、その実現のため日本各地を巡り、成功と失敗を繰り返し、ときに山師ともよばれる人物。その発想に田沼意次（渡辺謙さん）もほれ込んでいる。主人公の蔦屋重三郎（横浜さん）も、吉原に再び客を呼び寄せようと、江戸の有名人になっていた源内に仕事の依頼をすべく接触を試みる。

　俳優やグラビアアイドルなどとして活躍する豊島心桜さんが、福田晋一さんの人気マンガが原作の実写ドラマ「その着せ替え人形は恋をする（着せ恋）」（MBS・TBS）に出演することが19日、分かった。豊島さんは、コスプレーヤーとして活動する乾紗寿叶の妹、乾心寿役を演じる。乾紗寿叶役を池田朱那さん、天野千歳役を塩﨑太智さん、五条新菜の祖父・五条薫役を山田明郷さんが演じることも発表された。「着せ恋」は、2018年から同誌で連載中。ひな人形の顔を作る頭師を目指して修業中の男子高校生・五条新菜と、アニメやゲームが好きなギャルでコスプレーヤーの喜多川海夢の恋を描くラブコメディー。