おむすび:スズリン、結に本音を吐露 心と心をつないだ“おむすびシーン”に視聴者感動「泣いた」「それぞれに背景があるんだよな」

NHK連続テレビ小説「おむすび」第5回の一場面 (C)NHK
1 / 1
NHK連続テレビ小説「おむすび」第5回の一場面 (C)NHK

 橋本環奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第5回が、10月4日に放送された。同回では、博多ギャル連合(ハギャレン)のメンバーで“スズリン”こと鈴音(岡本夏美さん)が、結(橋本さん)と一緒におむすびを食べるシーンがあり、視聴者から感動の声が上がった。

あなたにオススメ

 第5回では、憧れの書道部の先輩・風見(松本怜生さん)と展覧会に行くため、結は待ち合わせ場所の福博橋に到着する。一緒に行く予定だった恵美(中村守里さん)が来られなくなり、「これもうデートやん!」と浮足立つ結だが、展覧会に向かう途中、ティッシュ配りのバイトをしていたスズリンが、体をフラフラさせ、その場にうずくまるのを目撃する。

 体調が悪そうなスズリンが気になって仕方ない結は、風見に用事があると謝り、スズリンの元に駆け付ける。結がスズリンを病院に連れて行くと、診察の結果、スズリンは低栄養であることが判明する。

 スズリンは中学2年生の頃に父を亡くし、母は借金返済のため、いくつも仕事を掛け持ちしているのだという。スズリンも高校を辞めてバイトをしており、食費を切り詰めるため、一袋100円のスナック菓子を食事代わりにしていた。スズリンは、ネイリストの資格を取るため、お金をためているのだと明かした。

 スズリンの身の上を聞いた結は、祖母の佳代(宮崎美子さん)が持たせてくれたおむすびを「おいしいもん食べたら、悲しいことちょっとは忘れられるけん。食べり」と言って、スズリンに渡した。スズリンは父が生きていた頃、家族でよくピクニックに行ったと振り返り、「その時食べたおむすびの味、思い出した。やばっ、懐かしすぎて泣きそう」と打ち明け、涙を浮かべながらおむすびを食べた。

 SNSでは「それぞれに背景があるんだよな……」「少しずつ歩み寄ってるの見て泣いた」「スズリンとの出会いも結の今後の進路に大きく影響するんだろうなぁ」「おむすびが結んだ心と心」「スズリンは結ちゃんからもらったおむすび、ずっと忘れないだろうなぁ」といった声が上がっていた。

テレビ 最新記事