光る君へ:三浦翔平「想像よりも非常にしんどかった」伊周役 “命のエネルギー”使い切るも「楽しかった」と充実感

NHK大河ドラマ「光る君へ」第39回の場面カット 三浦翔平さん演じる伊周の最期 (C)NHK
1 / 1
NHK大河ドラマ「光る君へ」第39回の場面カット 三浦翔平さん演じる伊周の最期 (C)NHK

 吉高由里子さんが主演を務めるNHK大河ドラマ光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第39回「とだえぬ絆」が、10月13日に放送され、三浦翔平さん演じる伊周の最期が描かれた。

あなたにオススメ

 第39回では、中宮・彰子(見上愛さん)が二人目の皇子を出産。次期皇位をめぐり公卿たちの思惑が交錯する中、道長(柄本佑さん)は自身の血を引く天皇の誕生を意識し始める。

 そして道長と敵対していた伊周(三浦翔平さん)の体調悪化のうわさが宮中で広まり……と展開した。

 道長への恨みは消えず、長男の道雅(福崎那由他さん)に「左大臣には従うな」との言葉を遺(のこ)しながらも、最期は、父・道隆(井浦新さん)や母・貴子(板谷由夏さん)。そして妹の定子(高畑充希さん)を思いながら、この世を去った伊周。

 三浦さんは、役を演じ切って「煌びやかな若かりし頃からの落差、特に没落してからの芝居は、想像よりも非常にしんどかったです」といい、「体力、気力、神経全て、命のエネルギーを使い切りました」と振り返る。

 一方で「家族が一人、また一人いなくなっていくごとに伊周に辛い影を落とすことになっていき、呪詛することが唯一の拠り所になってしまった常軌を逸した伊周を、全力で演じることができたので、役者として楽しかったです」と充実感をにじませる。

 さらには「伊周様はひと足先にお隠れになりましたが、 まだまだ『光る君へ』の世界は続いていきますので、ぜひ最後までお楽しみください」と視聴者に呼びかけた。


テレビ 最新記事