ライオンの隠れ家:ドラマPが語る第2話見どころ “ライオン”佐藤大空に注目 「ラストシーンの表情は大人顔負けのお芝居」

ドラマ「ライオンの隠れ家」第2話の一場面(C)TBS
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ドラマ「ライオンの隠れ家」第2話の一場面(C)TBS

 俳優の柳楽優弥さん主演の連続ドラマ「ライオンの隠れ家」(TBS系、金曜午後10時)の第2話が、10月18日に放送される。松本友香プロデューサーが、第2話の見どころや撮影の裏話を語った。

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 ドラマは、洸人(柳楽さん)と自閉スペクトラム症の弟・美路人(坂東龍汰さん)が、「ライオン」と名乗る謎の少年(佐藤大空君)と出会い、ある事件に巻き込まれていくヒューマンサスペンス。脚本は完全オリジナルで、「私の家政夫ナギサさん」(TBS系)や「おっさんずラブ」シリーズ(テレビ朝日系)を手掛けた徳尾浩司さんと、連続ドラマデビュー作となる一戸慶乃さんが共同で担当する。

 ◇第2話の見どころ

 第2話は、とりあえず3人で過ごすことになった洸人と美路人とライオンの生活が、やっぱり簡単にはいかず、トラブル続きとなってしまう様子が不安定な感じもありドキドキもする冒険感のある回です。また姉が関わると思われるある事件も具体的になっていき、展開も一気に加速していく話となっています。

 私が第2話で注目してほしいのは、ライオンを演じる佐藤大空のお芝居です。爆発しています。特にラストシーンのライオンの表情は大人顔負けのお芝居なので、最後の一秒まで注目いただきたいです。

 ◇第1話の撮影裏話

 クランクインし、洸人と美路人が初めて一緒にお芝居をしたのは、2人が帰り道にスーパーから出てきて、みっくんが自転車の色が気になりチェックしているのを洸人が待つシーンでした。

 2人は初共演であるにも関わらず、ドライで監督と監修の先生とお芝居を確認すると、そこにはもう昔からこの生活を淡々と繰り返してきた2人の空気感ができていました。初日は誰もが不安で、正解を探るような空気が流れるのですが、お二人のお芝居をベースモニターで見た私も監督も大きな安堵と、このドラマの空気や進む道が見えて晴れやかなスタートになったのを思い出します。

 ちなみにあのシーンで美路人が色番号を確かめ「合ってます」とドヤ顔でお兄ちゃんをちらっとみて「お、合ってた」と洸人が何万回も言ってきたトーンで返してあげるあの掛け合いはお二人のアドリブです。

 柳楽さんは、よく坂東さんとお芝居の相談の時に、「どんなふうに来ても合わせられるよ」「どれでもいけるよ」と言っている場面をよく見ます。撮影現場でも、自閉スペクトラム症の難しいお芝居に挑戦する坂東さんの俳優としての先輩であり兄のような存在となっています。

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