海に眠るダイヤモンド:リナの髪をつかむシーンは池田エライザからの提案だった! “小鉄”若林時英が語る撮影現場

ドラマ「海に眠るダイヤモンド」の第5話の一場面 (C)TBSスパークル/TBS
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ドラマ「海に眠るダイヤモンド」の第5話の一場面 (C)TBSスパークル/TBS

 神木隆之介さん主演のTBS系日曜劇場海に眠るダイヤモンド」(日曜午後9時)の11月24日に放送された第5話で、リナ(池田エライザさん)を追い込む炭鉱夫の小鉄を演じた若林時英さん。出演が決まった際の気持ちや衝撃シーンの裏側を語った。

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 ◇カットがかかると和気あいあい 斎藤工と助監督の漫才のような掛け合いも

 ドラマは、明治の初めから戦後の高度成長期にかけ、石炭採掘で発展した長崎県の端島(軍艦島)と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、家族の物語。脚本・野木亜紀子さん、監督・塚原あゆ子さん、プロデューサー・新井順子さんのドラマ「アンナチュラル」「MIU404」(同系)、映画「ラストマイル」チームが手がけている。

 第4話のラストに何者かがリナを端島で見つけたという不穏なシーンがあったが、第5話では若林さん演じる炭鉱夫の小鉄がその追っ手の一味であることが判明し、リナを襲うシーンが描かれた。

 若林さんは今作に出演が決まったときの心境を「今回このような素敵に作品に出演ができることすごくうれしかったです。しかも台本を読ませてもらったらとてもやりがいがある役どころ、とても気合入りました!」とコメント。今後、物語が大きく動く転機となる第5話の重要な役どころでの出演で、「後半戦に向けて一つ、話が加速する回ですよね。その中で話の中にいる役を演じさせてもらえたので、光栄でした。自分は台本を5話しかもらってないので、続きが気になってしまって困ります」と語る。

 撮影に参加したのは日数としては多くなかったが、現場の雰囲気は「とても雰囲気がよく、本番中はいいもの作るぞ!って熱気があり、逆にカットがかかるとキャスト、スタッフがいろんな冗談を言い合って和気あいあいとしている素敵な空間でした。斎藤工さんと助監督さんが漫才のような掛け合いで現場を毎回盛り上げてくださるんですよ。そのお陰で無駄な緊張等せず演じられたなと思います」と振り返った。

 第5話でリナを追い込むシーンは「リナを荷台に追い込むシーンで小鉄がリナの髪をつかむところがあるんですが、あの演技は池田さんが提案してくれたんです。自分の中でとても緊迫感のあるお芝居が撮れたかなっと思っているので、オンエアが楽しみです。女優さんからそのようなアイデアを出される光景をあまり経験してこなかったので、間近で池田さんの役者魂を経験でき、とても光栄でした。いい作品を作りたいという情熱に芝居を引っ張っていただき、とても心強かったです!」と明かした。

 自身の出演パートはこれで終わりだが、視聴者に向けて「ご縁で素敵な役で参加させていただきました。後半の話にいいバトンが渡せるよう、撮影に挑みました。引き続き楽しんで見ていただけたらうれしいです」とメッセージを送った。

 第5話のラストではいづみの正体が判明し、今後が気になる展開に。現代に生きるいづみが抱えてきたもの、顔が似ているという鉄平と玲央の謎……先の読めない展開から目が離せない。

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