タレントの上沼恵美子さん、俳優の香取慎吾さんがMCで初タッグを務める、ヒューマン・ドキュメント・バラエティー番組「星になったスターたち」（フジテレビ系）が12月17日午後7時から放送されることが、分かった。上沼さんは「初めて香取さんとご一緒させていただいてキラキラしております」と語り、香取さんも「ご一緒できてうれしかったです」と喜んだ。

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　番組は、フジテレビに眠るアーカイブ素材や関係者からのエピソードなどで、今年亡くなられた方々の「功績」と「人柄」を振り返る。俳優だけでなく、歌手やタレント、司会者としても活躍した西田敏行さん、声優のTARAKOさん、ファッション評論家のピーコさん、外国人力士で初の横綱となった曙太郎さんなどのスターを映し出す。

　さらに、5月16日に81歳で亡くなった中尾彬さんの妻・池波志乃さんがスタジオゲストで登場する。中尾さんが亡くなった後、池波さんが中尾さんについてテレビで語るのは、今回が初めてとなる。

　上沼さんは「あっという間の収録でした。香取慎吾さんが本当に素晴らしくて、共演できたことがうれしいです。あとは、番組の内容がすごく良かったです。知らない話がいっぱいあって、自分の人生にも響きました。改めて“家族”って大切なんだな、と思いました。そして、人の命は限りがあるからこそ、毎日を大切に生きようってよく言いますけど、本当にそうなんだな、と感じました」と収録を振り返った。

　香取さんは「収録に来る前から上沼さんとお会いできるのをすごく楽しみにしていたので、今回ご一緒できてうれしかったです。この番組のMCを務めさせていただくにあたり、“笑顔”でできたらいいな、と思っていたので、本当に笑いありで、星になったスターの方たちの輝きを見ることができました。知っている方もたくさんいて、グッときて、涙が出そうになった部分もありましたが、笑顔でお話ができたから、良かったな、と思います」と語った。

　特に印象に残っているスターには西田さんを挙げ、「共演回数も多かったので、（当時）ニュースで聞いた時はつらかったです。西田さん以外にも今年もたくさんの方々が星になって、その都度、足を止めてしまいそうになるんですが、前に進まなくちゃいけなくて……。でも、この番組のおかげで西田さんとの思い出を一つ一つ振り返ることができたから、改めて自分も頑張ろう、と思えました」とコメントした。