アンサンブル
最終回 二人に降る雪
3月22日(土)放送分
俳優の清野菜名さん主演の“月9”ドラマ「119エマージェンシーコール」(フジテレビ系、月曜午後9時)の第2話が、1月20日に放送された。瀬戸康史さん演じる指令管制員の兼下の過去が明らかになり、SNSで話題になった。
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ドラマは、消防局の通信指令センターを舞台に、指令管制員たちの“リアル”を描くオリジナルストーリー。
2年前まで消防士だった兼下。以前、家族の写真すらまともに残らないことのつらさを目の当たりにしたことから、ある火事の現場で、写真を取りに戻るという行動をした。ところが、その行動のせいで、自分を助けようとした後輩が重傷を負ってしまった。後輩は、「消防隊にいられないなら意味がない」と退職してしまい、責任を感じた兼下は現場を離れたのだった。
そのときの事故について、粕原雪(清野さん)が質問すると、兼下は「あの火事で俺が取った行動は消防隊としての一線を越えてた。そのせいで現場を混乱させて、他人の人生を狂わせた。それぞれがやるべきことを、やるべき範囲でする。そこからははみ出すべきじゃない。理想とか正義感とか、粕原が言う想像力とか、そんなものに振り回されてたら、周りも自分も疲弊するだけだ」と話した。
SNS上では、「兼下さんにそんな悲しい過去があったなんて……」「兼下君、そんな過去があったのね。そりゃつらいし厳しくなるわ」といった感想が書き込まれた。
長い間、小学生の息子(高木波瑠さん)に消防士でなくなったことを伝えられずにいた兼下。ところが、職場見学に来た息子が指令管制員として働く兼下の様子を見ることになった。息子と目が合った兼下は、優しい笑顔を見せる様子が描かれた。
SNSでは、「息子にかっこいいところ、見せられてよかった」「最後兼下さんの笑顔がみれて嬉しかったぁ めちゃくちゃステキなお父さん」「兼下さんが見学に来た息子に向けた笑顔に心射抜かれた」といったコメントが並んだ。
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