良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第14回「蔦重瀬川夫婦道中」が、4月6日に放送され、小芝風花さん演じる瀬川(瀬以)、市原隼人さん演じる鳥山検校、それぞれの“選択”が視聴者の注目を集めた。
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「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。
第14回では、幕府による当道座の取り締まりで、検校と瀬川は捕らえられ、蔦重(横浜さん)までも同心に連行されてしまう。
その後、釈放された蔦重は、大文字屋(伊藤淳史さん)から五十間道に空き店舗が出ると聞き、独立して自分の店を持てないかと考える。やがて検校に裁きが下り、そこで検校は瀬川と自らの意志で離縁することに。
瀬川に対して、「そなたの望みを何であろうと叶(かな)えると決めたのは私だ」と離縁の理由を明かす検校。そんな検校の思いを汲み取った瀬川は、涙ながらに「わたくしは、ほんに幸せな妻でございました」と感謝するのだった。
そんな検校から離縁された瀬川というと、「店一緒にやんねえか?」と誘われていた蔦重と一緒になるかと思いきや、高利貸しとして多額の資産を築いてきた検校の妻であった自分は“いわくつき”で、そばにいては蔦重の夢の妨げになると思うようになり、自ら吉原を去ることを選ぶ。それは蔦重との別れを意味していた。
思いを文にしたため、ひっそりと大門をくぐった瀬川。結果的に瀬川と検校が好きな人を思って身を引くという同じ道を選んだことから、SNSでは「実は瀬川と鳥山検校は似た者同士だったのかもしれない…」「鳥山検校と瀬川、似た者同士すぎて一緒になれないパターン」「二人は似た者同士。だから返って互いのことが見えづらかったのかも」「瀬川の身の上と鳥山様の心中にしんみりする回だった。相手を思って突き放したり身を引いたり。気持ちはあるのに二人とも言葉が足りないよ。結局似た者同士なんだね」との感想が書き込まれた。
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