良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の新キャストとして、お笑い芸人のひょうろくさんが、松前藩の江戸家老・松前廣年を演じることが4月15日、分かった。ひょうろくさんは大河ドラマ初出演。「初めてのカツラや久しぶりの髪の毛にドキドキで臨ませていただきました」と話している。
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廣年の兄となる松前家当主・松前道廣役で、えなりかずきさんの大河ドラマ初出演も発表。そのほか、ある日突然、蔦重(横浜さん)のもとに戻ってくる母親・つよを高岡早紀さん、大田南畝(桐谷健太さん)らとともに活躍した狂歌師・元木網(もとのもくあみ)を人気バンド「米米CLUB」のジェームス小野田さん、元木網の妻で、天明期の女性狂歌師・智恵内子(ちえのないし)を水樹奈々さん、地本問屋、丸屋の手代のみの吉を中川翼さん、紀州藩主・徳川治貞を高橋英樹さんが演じることも明らかにされた。水樹さんも大河ドラマ初出演。すでに第3回で湯屋の主人に扮(ふん)した小野田さんは別の役名での再登場と、個性豊かな新キャスト7人となっている。
ひょうろくさんは「廣年さんは江戸家老という身分が高い方で凛としてる部分がちゃんと出せたのか今でも不安です。吉原の女性に翻弄される一面もあり、撮影中“分かるなぁ”と他人事とは思えない切なさがありました。周りの演者さんやスタッフさんのすごさに圧倒されてしまいましたが、いろいろなアドバイスをいただきながら自分なりに一生懸命演技させていただいてますのでぜひご覧になってください」とコメントを寄せた。
一方、えなりさんは「10歳で初めてNHKに仕事でうかがった際、大河ドラマ(おそらく『八代将軍吉宗』?)を撮影中のスタジオを発見し『いつかあのスタジオでも仕事をしたい!』と心に誓いました」と思い返す。
さらには「“30年後に達成できるよ!”と、あの時の自分に言ってあげたいです」と思いを明かしつつ、「松前道廣は、名家の重圧もあったのでしょう、生まれもっての権力を最大限に行使しますが、本人にとっては“正義”であり、ちょっときつめの“指導”なのです。一生懸命演じます」と気合をのぞかせた。
「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。
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