お笑いタレントのゆりやんレトリィバァさんが映画監督デビューを果たすことになり、デビュー作のタイトルが「禍禍女(まがまがおんな)」となることが8月5日、明らかになった。公開は2026年を予定。特報とティザービジュアルもお披露目された。
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企画は2021年、あるテレビ番組でゆりやんさんが新たに挑戦したいこととして「映画監督」と発言しているのを見た今作のプロデューサー、高橋大典さんがコンタクトを取ったことが始まり。2024年の「第77回カンヌ国際映画祭」開催中に現地カンヌでゆりやんさんの映画監督デビューが“電撃”発表され、話題を呼んだ。
初めてメガホンをとることについて、ゆりやん監督は「私の実際の恋愛を基にした映画です。今まで私が好きになった人が振り向いてくれてさえいたら、禍禍女はできませんでした。感謝します! 振ってくれて!!! ありがとう!!!!!!! 初監督作品、ぜひご覧ください!! おねがいいたします!」と塗りつぶした箇所もある手書きのメッセージを寄せている。
解禁された30秒間の特報は、真っ赤なリップを引いた女性の口元と「禍禍女」の文字が映し出され、金髪の女性や制服姿の女子たちが口々に「まがまがおんな」とささやくなど、どこかおどろおどろしさを漂わせた内容となっている。
「どんな作品?」「監督は誰?」と英語で問われるシーンでは、真っ赤なリップを塗った女性が「ラブストーリー」と答え、カメラが引いていき、ゆりやん監督の艶っぽく自信に満ちた表情が映し出される。最後には、実際の「禍禍女」の撮影現場で「よーい、スタート」と声を上げるゆりやんさんの姿で締めくくられている。
ティザービジュアルには笑顔のゆりやんさんと「次は映画監督!」と大きく文字があしらわれており、芸人、俳優、ラッパー、声優、ラジオパーソナリティーなど多方面で活躍しているゆりやんさんの新たば挑戦となった映画監督デビューを宣言するかのようなデザインになっている。
なお、9月に米ロサンゼルスで開催される映画祭「第13回Beyond Fest」に正式出品が決定し、ワールドプレミアを実施する。作品選定責任者のエヴリム・エルソイさんは、「『禍禍女』はまさに“とんでもない大発見”だ。映画祭のプログラマーが常に「こんな作品と出合いたい」と願ってやまないような一本。恐怖と奇抜さ、その両面が見事に同居している本作は、映画界に登場した新たな才能の鮮烈なデビューを、まさに衝撃とともに告げるものだ。
BeyondFestがこの作品を世界に先駆けて紹介できることを、心から誇りに思う」とコメント。
ゆりやん監督は「映画祭で上映いただけること、まさか初めての映画祭がLAで参加させていただけるということ、本当に光栄で身の引き締まる思いです。ウエストの引き締まる思いです」と笑いを込めつつ喜びのコメントを寄せている。
今作に関するゆりやん監督と高橋プロデュー-サーのコメントは以下の通り。
昔から映画が大好きで、映画の世界に憧れがありました。このたび、映画監督として初監督作品を完成できたことは大変うれしくありがたく光栄な気持ちです。ありがとうございます。芸人としての姿を知ってくださっている方には新たな世界をお見せできたらうれしいですし、これから知ってくださる方は、どうか映画をとにかく楽しんでいただけましたら幸いです!
この映画は、私の実際の恋愛を基にしたものです。もし、今まで私を振ってくれた男性方がいなかったらこの映画はこの世にはありませんでした。本当にありがとうございます! よかったです!!! 振ってくれて!!!!! ありがとう!!!!!! ハリウッドいきたい! よろしくお願いいたします! ぜひご覧ください!
天才・ゆりやんレトリィバァの独創的な感性が、映画監督という新たな表現領域でついに爆発します。
ゆりやん自身に見え隠れする「禍禍(まがまが)しさ」を恐ろしく煮詰めて、芸人として鍛え抜かれたとっておきのユーモアと、時にヒリつくような人間観察力をフル稼働し、新たなエンターテインメント作品に昇華していただきました。恋愛、恐怖、笑い……普段交わることのないジャンルを無尽蔵(むじんぞう)に横断する強烈な一撃が、世界に放たれる瞬間に立ち会うことができ、プロデューサーとして心からうれしいです。ゆりやんからわき出る得体のしれない面白さをぜひ劇場で体験ください! とにかく、たくさんの人たちに見てもらうのが楽しみで仕方ないです! 映画「禍禍女」ご期待ください。
*高橋大典さんの「高」ははしごだか。
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