松本潤さん主演のTBS系日曜劇場「19番目のカルテ」（日曜午後9時）の第6話が8月24日に放送された。肺がんステージⅣと診断された半田辰（石橋蓮司さん）のために開かれた食事会で、横吹（六平直政さん）が「こんなに楽しいのに、泣けて泣けて仕方ねぇよ」と漏らす場面が、視聴者の涙を誘った。

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　◇以下、ネタバレがあります

　食事会は、滝野（小芝風花さん）の提案で開かれた。車いすで参加した辰は、集まってくれた弟子や友人たちとの再会を喜んだ。

　すると突然、ディスコ調の音楽が流れてくる。横吹が「なんでディスコだ？」と問いかけると、滝野は「辰さんが奥様と出会った思い出の（ディスコ）」と種明かしをした。横吹は「ウソつけ！　盆踊りだろ、このかっこつけが！」と辰に鋭いツッコミを入れた。

　「さあ、みなさん。レッツダンス！」。医療ソーシャルワーカー・刈谷（藤井隆さん）の呼びかけによって、皆で音楽に合わせて体を揺らしたり、手を鳴らしたり、会場はディスコさながらの雰囲気となった。

　自分に残された時間は長くない、と気づいている辰は、皆との時間を噛みしめるように過ごした。そんな辰の姿を見て、横吹は「なんでだろうなぁ……こんなに楽しいのに、泣けて泣けて仕方ねぇよ」とこぼれ落ちる涙をぬぐった。

　SNSでは「横吹さんの『こんなに楽しいのに泣けて泣けてしかたないよ』に胸がいっぱいに」「このセリフどおり、私も泣けて仕方なかった」「仕方ないねほんとに。泣いちまうよなぁ」と注目された。