緊急取調室 (2025)
第7話 赤い殺意
12月4日(木)放送分
10月8日にスタートする連続ドラマ「ESCAPE それは誘拐のはずだった」(日本テレビ系、水曜午後10時)で、佐野勇斗さんとダブル主演を務める桜田ひよりさん。ドラマのタイトルにかけて「逃げたくなるほどつらい時」にやることや、佐野さんとの撮影秘話を語った。
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とても嬉しかったです。物語が誘拐から始まるという珍しい展開にすごく衝撃を受けました。そして台本を読み進めて感じたことは、さまざまな人間模様が垣間見えるヒューマンストーリーでありながら、笑えるポイントもあるということ。シリアスあり、青春感ありのエンタメ感満載のドラマだなという印象を受けました。
ドラマの顔といいますか、先頭に立っていかなければいけない立場なので、今回は佐野さんと2人で作品を背負っている感覚があります。ただ、ありがたいことに、周囲にはすばらしいスタッフさんやキャストの皆さんがいらっしゃるので、形式的には2人ですが、みなさんのお力も借りて、みんなで作り上げていきたいという気持ちです。
誘拐に巻き込まれる以前の結以ちゃんは、大富豪の令嬢という立場上、常に大人たちに囲まれ守られて生きてきたことで、自分の感情を素直に出すことができない、ちょっと捻くれた女の子だったのだろうなって感じました。でもリンダ(林田大介)と出会ったことで外の世界に飛び込んで自由な環境に身を置くことになり、初めて自分の思いや感情を表に出したり、自分の意思で行動できるようになって、等身大と言いますか、本来の姿が出てきたんだろうなって。演じていてとても楽しいです。
これは、本作を含めて私自身が俳優というお仕事をさせていただく中で感じていることなのですが、やっぱり人と人とのコミュニケーション、セリフの掛け合いだったり、そういう部分でふとした言葉が相手にとってすごく刺さったり、逆に倍になって返ってきたり、毎回違う反応が起こることがとても楽しいです。今回のドラマではそういったシーンが多くあるので、その感覚を大事にしています。
出演者もスタッフもみなさん本当に仲がいいので、安心して結以ちゃんと向き合うことができています。感謝の気持ちでいっぱいです。
大事だと思います。特にこの作品に関しては、背景にさまざまな人間模様が隠されているので、現場での優しく温かな関係性は、お芝居をする上ではとても重要だと思います。私にとっては最強の環境です(笑)。
ずっと佐野さんとの二人だけの撮影で(※インタビュー時は3話の途中まで撮影)、まだ深くみなさんと一緒にお芝居する機会がないのですが、ウイカ(ファーストサマーウイカ)さん演じる万代詩乃は、楽しみでした。というのも、万代という役をウイカさんがどう演じるのか個人的にすごく気になっていたので。昨日お芝居をご一緒したのですが、万代の魅力をウイカさんがすごく引き出してくださっていてさすがだなって思いました。おかげで、結以ちゃんと万代との過去の関係性について容易に想像することができました。
空き時間にお話をさせていただくことが多いので、特別に時間を作ってということはないです。すごく気さくな方で、つねに現場を盛り上げてくれます。プライベートな部分でもキャラクターとかぶるところがあって、リンダと似ているなと思います。
そうですね。あと本編の中でもアドリブが入っていたりするので、見ていて楽しいと思います。どこからがアドリブでアドリブじゃないのか、見極めるは難しいくらい自然な掛け合いをしているので、そこも楽しみにしていただきたいです。
「ひたすらご飯を食べて寝る! 健康的なエスケイプです(笑)」とにかく食べることが好きで、美味しいものを食べていれば大抵のことは大丈夫。あとはしっかり寝ること。寝不足になるとパフォーマンスも低下して、いいことが一つもないので、とにかく寝ます。
お肉(笑)! 焼肉でもステーキでも、お肉であれば何でも大歓迎です。
今回は誘拐をする、誘拐をされるという立場から、周囲の状況も目まぐるしく変わり、それと同時にハチとリンダも人間的に少しずつ成長していきます。先ほどお話をした通り、本作は誘拐が大きなテーマですが、内容的にはサスペンスからヒューマンまで混在する、エンタメの醍醐味が詰まったドラマになっています。気軽な気持ちで楽しんでいただきたいです。回を追うごとに、結以ちゃんを筆頭にそれぞれが人として成長していくので、そういった部分にも注目していただきたいです。
日本有数の大企業・八神製薬の社長令嬢・八神結以(桜田ひよりさん)の20歳のバースデーパーティーが、都内のホテルで盛大に開かれている。母を早くに亡くし、父である八神製薬2代目社長・八神慶志(北村一輝さん)のもとで大切に育てられてきた結以。少女の面影を残しながらも、集まった政財界の重鎮らを前に堂々と壇上に立った結以は、自ら発案した「給付型奨学金プログラム」の設立を発表。結以の気構えと気品あふれるたたずまいに、列席者からは賞賛の声と惜しみない拍手が送られる。父の慶志はその姿を祝福し、この日のために準備していた結以の生まれ年に作られたワインを振る舞う。パーティー終了直後、結以は慶志の秘書で目付け係でもある万代詩乃(ファーストサマーウイカさん)に付き添われてホテルの控室に戻る…緊張が解け、一息ついた瞬間・・・事件が起こった! 結以の部屋に潜んでいた清掃員に扮した2人の男が襲い掛かり、抵抗空しくスタンガンを当てられ、誘拐されてしまった!!
誘拐犯は、結以とは正反対の、日の当たらない世界を生きてきた林田大介(佐野勇斗さん)。仲間の山口健二(結木滉星さん)と共に結以を寝袋に隠すとランドリーカートに入れ、主犯格の斎藤丈治(飯田基祐さん)が用意した車でホテルを去る。
一方、結以の控室に食事を運んだ万代はその異変に気付き、即座に慶志に連絡。彼女の手元にはなぜか結以の位置を示すGPSが表示されており、その移動速度から車で連れ去られたことを察知したのだ。誘拐疑惑の知らせを受けた慶志は思うところがあり、パーティーに参加していた結以の叔母である霧生京(富田靖子さん)に電話をかける。嘘の忘れ物の話から京の所在を探る慶志。京はそんな電話を隣にいた夫の霧生忍(神尾佑さん)と共に訝しむ。慶志と京の間にはパーティーの時からただならぬ空気感が漂っていた。それには八神製薬の“血”が深く関わっている。八神製薬の本来の血筋は創業者で故人の八神恭一(間宮啓行さん)の娘である京だったが、慶志は恭一に認められ養子縁組をする形で会社を継いだ後継者だったのだ…そんな慶志の元に、秘書の藤颯太(田中俊介さん)から「八神結以を返してほしければ今日の18時までに3億円用意しろ」と身代金の要求が届いたことが知らされる。
誘拐された結以は、犯人グループによって山間の空き家に運ばれ手錠で拘束されていた。山口は身代金の受け渡し場所に向かって車で出発。目を覚ました結以は「お金が必要なんですか?もし力になれることがあれば……」と犯人たちへの説得を試みるが、斎藤はその言葉を遮り「金じゃない。あんたの父親を苦しめたいだけだ」と返す。その答えに驚きを隠せない結以。
その頃、空き家の表にはGPSを追跡してきた万代とセキュリティーガードたちが到着。結以を救うべく突入を開始!不意の出来事に慌てる誘拐犯グループ! 斎藤は大介に結以を連れて逃亡することを指示した直後、持病の心臓の発作が起きて倒れてしまう。
手錠でつながれたまま車に乗り込む結以と大介。誘拐計画は急きょ中止に…!今さら後戻りできない大介…。結以もまた、人には決して言えない秘密を抱えていて…。“絶望”から逃れようとする2人は、そのまま逃亡を開始!運命にあらがうように、2人は行く当てもなく自由を求めて走り出す!
計画が失敗したのは大介の裏切りだと勘違いして憤る山口、結以が拘束された空き屋に偶然居合わせた従姉弟インフルエンサー・大西真咲(加藤千尋)と大西岬(髙塚大夢)、大介と過去に因縁のある少年捜査課の刑事・小宮山拓(松尾諭)、近くを通る警察車両のサイレンに不敵な笑みを浮かべる謎の女(志田未来)、以前より八神製薬を嗅ぎまわっている週刊誌記者・白木広太(山口馬木也さん)…。さらに、結以と大介の行く手を阻もうとする者たちが、それぞれに動き始める!!
生まれも育ちも正反対、出会うはずのなかった結以と大介。けれどこのめぐり合わせが、2人に関わる人々の運命を変える事になる…!現実を変えようと抗う逃亡の果てに、2人を待ち受ける運命とは……!?
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