くいしん坊!万才:きょう50年の歴史に幕 最終回は歴代くいしん坊が集結 竜崎勝さんの娘・高島彩も

11月22日放送の「50年間ありがとう! くいしん坊!万才 一生忘れられない味SP」の出演者(C)フジテレビ
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11月22日放送の「50年間ありがとう! くいしん坊!万才 一生忘れられない味SP」の出演者(C)フジテレビ

 1975年にスタートしたフジテレビの長寿番組「くいしん坊!万才」が、11月22日午後1時半からの特別番組「50年間ありがとう! くいしん坊!万才 一生忘れられない味SP」(関東ローカル)をもって、50年の歴史に幕を下ろす。

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 最終回は、7代目・村野武範さん、8代目・辰巳琢郎さん、9代目・山下真司さん、10代目・宍戸開さん、11代目・松岡修造さん、そして1984年に亡くなった2代目・竜崎勝さんの娘である高島彩さんが登場。歴代くいしん坊たちが“一生忘れられない味”を紹介しながら、懐かしの映像と共に50年の歴史を振り返る。

 ふるさとの味や家庭料理を再発見しようと始まった同番組。歴代レポーターたちが食べた料理はおよそ2万6000食になるという。また、歴代最長レポーターの松岡さんは、「この料理があったからこそ、25年間続けられた」と語り、くいしん坊人生のターニングポイントとなった料理を求めて長崎県へ再訪する。

 ◇皆さんにとって「くいしん坊!万才」とは?

 ・村野武範さん(7代目)

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 “人生最高の調味料”です。50年間皆さんにかわいがってもらい、今日までやってくることができました。本当にありがとうございました。

 ・辰巳琢郎さん(8代目)

 “お祭り届け隊”です。僕たちは皆さんのもとにお祭りを運んでいるような印象なんです。皆さんにとって、このお祭りは一生に一度かもしれないと気づいた時から、“くいしん坊!”をもっと大事にしなくちゃと思いだしました。その気持ちは今でも忘れず、これからもお祭りをお届けし続けます。本当にありがとうございました。

 ・山下真司さん(9代目)

 “人生の宝”です。行く先々で出会った皆さんの美しい目を見たときには、とても癒されました。そして、食べ物のおいしさや景色の素晴らしさももちろんですが、人との出会いが僕にとって1番の宝物です。ありがとうございました。

 ・宍戸開さん(10代目)

 “出会い・ふれあい・かくし味”です。食べ物の番組ではありますが、僕にとっては“ふれあい”の番組だと感じています。日本人に醤油(しょうゆ)が必要なのと一緒で僕の人生にも“くいしん坊!万才”が必要でした。今でもそれは変わりません。ありがとうございました。

 ・松岡修造さん(11代目)

 “一食一会”です。一食一食に必ず人の思いが込められていました。それぞれの出会いには感謝の気持ちが詰まっていて、そのおいしい記憶が僕らの中に刻まれています。だからこそ、この“万才”はこれからも続いていきます。「くいしん坊!万才」を愛してくださった全国の皆さん、本当にありがとうございました。僕らはいつまでも“くいしん坊!万才”!

 ・高島彩さん

 父のリポーター時代の記憶は直接にはありませんが、家にあった雑誌の切り抜きや母との会話を通して、父の人柄や番組への愛を感じることができました。「くいしん坊!万才」を通じて、自然の恵みをいただき、命をいただき、作り手の想いをいただく、お料理が、ただ食べるものではない、ということを、小さな頃から教わりました。

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