NHK紅白歌合戦:視聴者を最もクギヅケにしたアーティストは? 大トリのミセス? サプライズ演出の米津? 矢沢? 注目度データで分析してみた

「第76回NHK紅白歌合戦」
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「第76回NHK紅白歌合戦」

 2025年12月31日にNHK総合などで放送された「第76回NHK紅白歌合戦」で視聴者を最も引き付けたパフォーマンスはどのアーティストだったのか? テレビの前の視聴者が画面にクギヅケになっている程度を示す「注目度」で、視聴者を本当にクギヅケにしていたアーティストを調べてみた。

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 活用したデータは、関東の2000世帯、関西の600世帯で番組やCMの視聴状況を調査しているREVISIO株式会社が公表している独自指標の「注目度」(速報値)。人体認識センサーを搭載した専用機器でテレビ画面に視線を向けているかを常に計測し、テレビの前にいる人のうち、番組を注視していた人の割合を算出している。

 視聴率は、番組にチャンネルを合わせていた世帯や個人の割合はわかるが、画面の番組をどこまで集中して視聴していたかどうかはわからない。視聴率と注目度を合わせると、番組の見られ方の本当の姿がうかがえるというわけだ。

 ◇注目度上位に「ミセス」「『あんぱん』スペシャルステージ」

 紅白が放送された時間帯の「注目度」と「世帯テレビオン率(いわゆる視聴率」」の速報値をグラフ化するとこのようなグラフになる。「世帯テレビオン率(いわゆる視聴率」」は基本的に右肩上がりで後半に進むほど上昇していくが、「注目度」はアーティストごとに大きく乱高下していることがわかる(各アーティストのパフォーマンス以外はランキングから除いています)。

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 注目度の5位は、午後11時31分の68.2%で、大トリを務めた白組のMrs. GREEN APPLE「GOOD DAY」を演奏していた場面。注目度4位は午後9時9分の68.8%。連続テレビ小説『あんぱん』スペシャルステージで、今田美桜さんや北村匠海さん、河合優実さん、原菜乃華さんら、NHK連続テレビ小説「あんぱん」の出演者を中心にしたメンバーで「手のひらを太陽に」だった。

 ◇注目度3位は米津玄師

 注目度3位は午後11時2分の69.1%で、米津玄師「IRIS OUT」が劇場版アニメ「チェンソーマン レゼ篇」主題歌として書き下ろしたヒット曲「IRIS OUT」を初パフォーマンスした場面。NHKホールではなく、昨年春に廃止された東京・銀座の東京高速道路「KK線」と見られる場所からの中継。「チェンソーマン レゼ篇」のワンシーンを思わせるドラマ仕立ての演出で、後半には7人組ガールズグループ「HANA」もダンサーとして登場して、ステージを盛り上げた。

 ◇注目度2位はベテラン、矢沢永吉

 注目度2位は午後9時58分の70.6%で、「真実」「止まらないHa~Ha」を歌った矢沢永吉のパフォーマンスのうち、後半の「止まらないHa~Ha」を熱唱するあたり。前半はムーディーなバーで「真実」を歌唱し、パフォーマンスが終了したと思った直後、矢沢さんがNHKホールにサプライズ登場。「止まらないHa~Ha」を歌い始め、会場も一気に盛り上がった。

 ◇注目度1位は、卒業生も加わったAKB48の圧巻パフォーマンス

 そして注目度1位は午後9時21分の73.8%で、AKB48「20周年スーパーヒットメドレー」のパフォーマンスだった。結成20周年を記念して卒業生の前田敦子さん、高橋みなみさん、小嶋陽菜さん、板野友美さん、峯岸みなみさん、大島優子さん、柏木由紀さん、指原莉乃さんの8人も出演。司会の有吉弘行さんから「現役メンバーは相当イヤでしょうねぇ」となどと突っ込まれ、メンバーが「いやいやいや!」などと否定した後、パフォーマンスは始まった。

 「フライングゲット」でいきなり会場をヒートアップさせると、「ヘビーローテーション」「恋するフォーチュンクッキー」「会いたかった」のヒット曲をメドレーで披露した。注目度のピークだった午後9時21分は大島さんがセンターを務めた「ヘビーローテーション」から指原さんがセンターの「恋するフォーチュンクッキー」へと続くあたり。「国民的アイドル」の変わらぬ底力を見せつけた場面に視聴者もクギヅケになったようだ。(文・佐々本浩材/MANTAN)

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