俳優の高石あかりさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第86回(2月2日放送)で、視聴者を最も引き付けた場面はどこだったのだろうか? テレビの前の視聴者が画面にクギヅケになっていた割合を示す「注目度」(REVISIO社調べ、関東地区、速報値)の1分ごとの推移を調べたところ、最高値は午前8時12分の68.7%だった。
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「ばけばけ」は113作目の朝ドラ。ヒロインの松野トキと、その夫となるレフカダ・ヘブンのモデルは、松江の没落士族の娘、小泉セツと、「怪談」などの著作で知られるラフカディオ・ハーン(小泉八雲)だ。ドラマの中では大胆に再構成し、登場人物名や団体名などは一部改称してフィクションとして描くという。
第86回は、ついに松野家が借金を完済。感慨にふけるトキ(高石さん)や司之介(岡部たかしさん)、フミ(池脇千鶴さん)は借金取りの銭太郎(前原瑞樹さん)も招き、借金完済パーティーを開く。その模様を見た記者の梶谷(岩崎う大さん)が松野トキさんがヘブン先生と夫婦になったことで、全ての借金を松野家はヘブン先生に返してもらい……」などと書いたことで、世間の態度が一変してしまう。
テレビの前の視聴者のうち、画面を注視していた人の割合を示す「注目度」は序盤が60%台前半とやや低いスタートだったが、オープニング後の中盤以降は最後までほぼ60%台後半を維持。安定して視聴者の関心を集め続ける横ばい状態が続いた。
この日の最高値は、中盤以降、横ばい状態が続く中でさらに注目度が少し上昇した午前8時12分の68.7%。午前8時13分の68.6%も含め、2分続けてピークになった。
実は午前8時12分は、借金完済パーティーはもちろん、松野家を見る世間の目の変化とも関係がない。ドラマの本筋の流れとは何のつながりがない場面なのだ。
錦織(吉沢亮さん)の後任として、松江中学で英語を教えることになった庄田(濱正悟さん)が生徒たちに教室であいさつを始める。教壇に立った庄田はにこにこしているのだが、内心は緊張しているのだろうか。錦織と松江中学時代の同期生だと自己紹介した後、「先日、結婚を申し込み、振られてしまった」などと、どうしても言わなくていいことを発表する。
少しざわつく生徒たちに「だが、しかし。勉強はしっかり教える」と宣言すると、「後輩諸君、頑張ろう」と呼びかける。錦織、ヘブン(トミー・バストウさん)も少し心配そうだ。サワ(円井わんさん)に振られた余波なのか、頼りなさげな庄田の、少し心配な船出に、視聴者も思わず引き付けられたと思われる。
注目度が同じ68%台を維持した午前8時13分は、トキが手拭いで顔を隠して松江の街を歩いている場面。ヘブンやトキのグッズが燃やされている場面を目撃してしまい、世間の目が変わったことを感じ取る場面あたりまでだ。
続く午前8時14分台では、「ラシャメンだったらしいのう」「夫婦になる代わりに借金返してもらちょったとはのう……」「おトキがおトキなら、親も親だがね」「汚らわしい一家じゃ」「妾だって……」などと言った街の声をトキは耳にする。いたたまれなくなったトキは、その場から逃げ帰ってしまう。この最後の1分は、65.4%に注目度がやや低下して、エンディングを迎えた。
活用したデータは、関東の2000世帯、関西の600世帯で番組やCMの視聴状況を調査しているREVISIO社が公表している独自指標の「注目度」(関東地区、速報値)。人体認識センサーを搭載した専用機器でテレビ画面に視線を向けているかを常に計測し、テレビの前にいる人のうち、番組を注視していた人の割合を算出している。(文・佐々本浩材/MANTAN)
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