涼宮ハルヒ:3年ぶりの新作「驚愕」ザ・スニーカーに掲載 新刊は年内発売へ

 谷川流さんのライトノベル「涼宮ハルヒ」シリーズ(いとうのいぢ画、角川書店)の3年ぶりの新作となる「涼宮ハルヒの驚愕(きょうがく)」が、30日発売の小説誌「ザ・スニーカー」6月号に掲載された。同誌には小説の70ページが先行して掲載されており、年内には新刊が出る予定。 

ウナギノボリ

 「涼宮ハルヒ」は、超常現象が大好きな女子高生の涼宮ハルヒが、平凡な男子高校生のキョン、無口な美少女の長門有希、上級生で学校のアイドルの朝比奈みくる、転校生で穏やかな性格の古泉一樹の5人で「SOS団」を結成すると、なぜか不思議な出来事に次々と巻き込まれていくSFコメディー。1~9巻で計600万部以上を発行しており、06年のテレビアニメで人気に火がついた。2月には劇場版アニメとして全国で公開された。

 「驚愕」は、07年4月に発売されたシリーズ9作目「涼宮ハルヒの分裂」の続編で、同年中に発売予定だったが、延期されていた。

 「ザ・スニーカー」には、ヒロインの一人・有希が病気で倒れていることが分かり、ハルヒらメンバーが有希を見舞うためにマンションを訪れる場面から再開している。同号の表紙は、ヒロインの涼宮ハルヒが飾り、「みんな、ただいま!!」と笑顔で“復活”を宣言している。(毎日新聞デジタル)

ブック 最新記事