日本テレビ「24時間テレビ33 愛は地球を救う」のチャリティーマラソンのランナーを務めたタレントのはるな愛さん(38)が29日、全長85キロの24時間マラソンを走り終え、午後8時45分にゴールした。はるなさんはひざの痛みをこらえながら走り続け、ゴール500メートル前あたりから涙で顔をくしゃくしゃにしながら、母の待つ日本武道館(東京都千代田区)に到着した。
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武道館内に入ったはるなさんは、階段を駆け上がってきた母としっかりと抱き合い、ステージ上でゴール。その後、AKB48のメンバーら出演者とハイタッチし、喜び合った。はるなさんは「たくさんみんなにありがとうをいわないといけないです。感謝してます」と話し、母に向かって「ニューハーフとして生んでもらってありがとう。ニューハーフだからこんなチャンスをもらえた。本当にありがとう」と感謝の言葉を述べた。また全国の視聴者に向けて「皆さんの応援があったから走れました。皆さんと一緒に走ったつもりです。本当にありがとうございます。幸せ者です」と涙ながらに語った。
「24時間テレビ33 愛は地球を救う」は、人気グループ「TOKIO」が98、03年に続き、史上初の3回目のパーソナリティーを務めた。総合司会は徳光和夫さんと西尾由佳理アナウンサー。今年のテーマは「ありがとう~今、あの人に伝えたい~」でゴール時点での募金総額は2億7992万6839円。チャリティーマラソンは、92年から行われており、08年はエド・はるみさん、09年はイモトアヤコさんがランナーを務めた。(毎日新聞デジタル)
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