谷村新司:ガンジスのほとりで「昴」熱唱「鳥肌が立った」 BSジャパン10周年「ココロの巡礼」

BSジャパン「ココロの巡礼」の会見に登場した谷村新司さん
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BSジャパン「ココロの巡礼」の会見に登場した谷村新司さん

 歌手の谷村新司さんが3日、BSジャパン開局10周年記念番組「谷村新司 ココロの巡礼~『昴(すばる)』30年目の真実~」(18日午後8時放送)の会見を開き、撮影で訪れたインドについて、「すべてが衝撃だった。今まで縁がなかったけど、インドが呼んでくれるタイミングで行くんじゃないかな、と思っていた。30代くらいで行っていたら、ただの観光になっていた」と振り返った。

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 同番組は、今年で62歳となる谷村さんが、一度人生を振り返り、80年に発表した代表曲「昴」の謎を探るため、巡礼の旅に出るという内容。谷村さんが、“目を閉じて見える風景”を探して、中国の古都・西安から聖地ガンジス川のあるインド、日本の神々のいる和歌山・熊野へと旅をする。

 ガンジス川のほとりに立ち、アカペラの「昴」を歌ったという谷村さんは「全身に鳥肌が立った。涙が出るのを必死にこらえて歌いました。何で『さらば昴』なのか。今回の旅を通じて分かった。すがすがしい気分です」と笑顔を見せた。谷村さんは、インドの聖地ガンジス川で5日間熱が出て、水と梅干しだけしか食べられなかったといい、「何か食べ物に当たったとかではなく、聖地の持つエネルギーやパワーをまるまる受け取ってしまったんじゃないか。今は体の中身が全部入れ替わったみたい。すごく爽快(そうかい)で、キラキラしている感じ」と感激を語っていた。(毎日新聞デジタル)

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