とんねるず:冠番組初のDVD化 「みなおか」伝説の物まねコーナーが全6巻に

初の冠番組がDVD化される「とんねるず」
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初の冠番組がDVD化される「とんねるず」

 デビュー30周年を迎える人気お笑いコンビ「とんねるず」が88年から足かけ22年間続けている冠番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)の1コーナー「博士と助手~細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」のDVDが、12月3日と12月17日に3巻ずつ計6巻発売されることが23日、明らかになった。各巻3990円。

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 「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」は04年から不定期で15回放送。審査形式で進行する物まね対決で、審査は博士の格好をしたとんねるずの木梨憲武さんと助手の石橋貴明さん、そのほか関根勤さん、「くりぃむしちゅー」の有田哲平さんの4人で行う。物まねは「もっとコアに、もっと深いところへ入っていかなければならない」をコンセプトに、細かすぎて周囲に伝わりづらい物まね芸を持つ人にスポットを当てる。

 出場資格はプロ・アマ問わないことから、毎回予選には1000人以上が参加し、出演できるのは十数人のみという狭き門だった。第6回まで募集は東京限定だったが、第7回以降は全国大会となり、東京以外からでも参加できるようになった。通常の物まねとは一線を画し、テレビやラジオで放送されたシーンの再現やタレントやスポーツ選手などの何気ない癖や言動といった、細かくて普通の人なら気付かないような部分に注目したところに面白さがあり、第9回以降は春・秋の改編期特番の名物企画にまで成長した。

 出場者は、ジャッキー・チェンさんの物まねをする「次長課長」河本準一さん、桃井かおりさんのまねをした椿鬼奴さん、フジテレビ系「FNNスーパーニュース」スポーツコーナー担当の永島昭浩キャスターの物まねで人気の「キャン×キャン」の長浜之人さん、優香さんの物まねの「麦芽」小出真保さんなど。一般参加者の中で人気は落合博満・中日監督のマネをする某製薬会社勤務の牧田知丈さん。落合監督の現役時代のバッターボックスでの仕草や守備のときの姿勢など細かな動きが認められて第9回で優勝している。

 とんねるずの木梨さんは「全6巻! 1、2、3がまず出て、食いついたところで4、5、6と。皆さん集めてみては いかがでしょうかね。このコーナー燃え上がると若手芸人が恵比寿で飲めるという宴会があるそうで。そのためにも続けないと!」とコメント。これを受けて、石橋さんも「今までやってきた全15回。フジテレビとしてもこれは黙っちゃいられないということで、こんなこと初めてなんですが、DVD化されるという。木梨憲武はその飲み会に参加したことがあるというね(笑い)」と話している。 

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