もしドラ:売り上げ100万部突破 15週ぶりオリコン書籍総合部門首位返り咲き

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の表紙
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「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の表紙

 14日発表されたオリコン週間本ランキング(18日付)によると、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(岩崎夏海著、ダイヤモンド社)が3万8000部を売り上げ、累計部数101万9000部と100万部を突破した。ビジネス書部門での100万部突破は、08年11月3日付の「夢をかなえるゾウ」(水野敬也著、飛鳥新社)以来、約2年ぶり2作目となる。

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 同書は高校野球の女子マネジャーを主人公にした異色のビジネス本で、09年12月の発売以来ロングセールスを続けている。先週の3位から順位を上げ、18日付の書籍総合部門で15週ぶりに首位に返り咲いた。出版元のダイヤモンド社は7月に発行100万部を突破したと発表している。

 高校野球部の女子マネジャーがオーストリアの社会学者ピーター・ドラッカーの経営書「マネジメント」で組織経営を学び、その教えをもとに仲間と一緒に甲子園を目指す……という青春小説仕立ての内容で、「もしドラ」の略称で呼ばれ、ビジネス書部門の首位獲得数も31週連続と記録を更新している。(毎日新聞デジタル) 

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