朗読少女:販売3カ月でダウンロード18万件突破 リクエスト最多の「銀河鉄道の夜」配信開始

美少女が名作を読む「朗読少女」の画面
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美少女が名作を読む「朗読少女」の画面

 美少女キャラクターがアニメーションと連動して名作を朗読してくれるiPhoneアプリ「朗読少女」が、販売開始3カ月で、ダウンロード数18万件を突破した。国内のiPhone台数の約5%弱に相当するダウンロード数という。現在はリクエストが最も多かった「銀河鉄道の夜」全3部作を順次配信中で、最新タイトル「銀河鉄道の夜(中)」の配信が始まっている。

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 同アプリは、オーディオブック配信サービスの「オトバンク」が開発・提供。アニメ「デュラララ!!」「君に届け」などに出演している声優のささきのぞみさんが演じるキャラクター「乙葉しおり」が書棚から本を選び椅子に座って名作を朗読するアプリで、読んだところをチェックする付せん機能や現在の時刻を読み上げる時計機能、設定した時刻に優しく起こしてくれるアラーム機能などもある。さらにキャラクターの画面をタップすると、少女との会話が生まれ、返答次第で好感度が変化し、その後の反応が変わったり、ショップでアイテムを購入するなどして、作品のほかに少女の衣装や背景などを変更できる演出も楽しめる。

 現在は「羅生門」「よだかの星」「ごんぎつね」「四谷怪談」など全9作品を配信中。価格は450円で作品追加は各350円だが、「銀河鉄道の夜(上)」は、朗読してくれるキャラクターの乙葉しおりのお気に入りの作品という設定のため、115円で配信。「羅生門」のサンプルを楽しめる基本アプリケーションは、今月31日まで無料配信しており、期間経過後は450円になる。

 オトバンクは、オーディオブック配信サイト「FeBe(フィービー)」を運営しており、約5000本のコンテンツを所有している。(毎日新聞デジタル)

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